シャンプーするだけでリンスやコンディショナーが不要なオールインワンシャンプー。
たった一度の手間で済むから、忙しくてバスタイムにゆっくり時間をかけられない女性たちに大人気です。
でも「本当に髪や頭皮に良いの?」「どのオールインワンシャンプーを選べばいいの?」など迷ってしまう女性も多いですよね。
そこで、女性におすすめのオールインワンシャンプー(市販&通販)14選と、オールインワンシャンプーが一度で済む仕組み、また、正しい選び方や使い方の注意点などをご紹介していきます!
Contents
オールインワンシャンプー市販&通販おすすめ14選
では早速、女性のためのオールインワンシャンプーおすすめランキング14選をご紹介いたします!
今回は、
- 頭皮はサッパリ髪はサラっと洗い上げたい女性
- 頭皮も髪もしっとり洗い上げたい女性
それぞれのタイプ別に、最適なオールインワンシャンプーを厳選しました!
【頭皮スッキリ・髪はしっとり洗いたい】女性にオススメのオールインワンシャンプー7選
P.G.C.D. サボンモーヴ

- 定価:(45g)2,646円・(145g)7,128円
- 定期購入価格:(サボンモーヴ45g+育毛美容液20mLセットで初回限定3,456円)
- 内容量:45g、145g
シャンプーとしては珍しい固形タイプです。豊かな泡立ちで使用感は抜群、また水で流した後の髪はサラサラの仕上がりです。見た目は石鹸のようですが、成分は石鹸ではありませんので髪がきしんだりせず、優しい洗い心地なのが特徴です。
haru kurokamiスカルプ

- 定価:3,888円
- 定期購入価格:3,110円
- 内容量:400mL
アミノ酸系の洗浄成分をメインとするシャンプーです。泡立ちが良く頭皮の汚れはすっきり落ちるのに、髪にはしっとりした潤いが残ります。100%天然由来の成分で作られていて、成分・使用感ともに申し分のないオールインワンシャンプーです。
プレナス オールインワンシャンプー

- 定価:3,456円
- 内容量:400mL
アミノ酸系の洗浄成分をメインとした、泡立ちの良いオールインワンシャンプーです。
これ1本で〔洗浄・補修・保護・保湿・地肌ケア〕が一度にできます。16種類のオーガニック植物成分とフローラルハーブの香りが大人の女性のエイジングケアにピッタリです。
黒髪クリームシャンプーKAMIKA

- 定価:6,264円
- 定期購入価格:初回4,298円/2回目以降5,270円
- 内容量:400g
白髪・抜け毛が気になる女性におすすめなのがKAMIKA!こちらのシャンプーは泡立ちません。洗浄力の強い泡の代わりに「濃厚クリーム」で洗うシャンプーで、これ1本で根本から毛先までしっとりまとまります。Wの白髪サポート成分(ヘマチン・メリタン)や幹細胞など贅沢成分配合の大人の女性のためのオールインワンです。
カウブランド無添加シャンプーポンプ

- 定価:1,080円
- 参考売価:632円(楽天市場)
- 内容量:500mL
「さっぱりタイプ」と「しっとりタイプ」があります。メインの洗浄成分であるコカミドプロピルベタインは洗浄効果とコンディショニング効果を併せ持つ肌に優しい成分です。ドラッグストアでも買える便利さと、お財布に優しい価格も◎ですね。
BCLサボリーノ 髪と地肌を手早クレンズトリートメントシャンプー

- 定価:1,512円
- 内容量:460mL
「モイスト(しっとり)」と「スムース(サラサラ)」の2タイプがあります。【シャンプー、トリートメント、コンディショナー、頭皮ケア、ヘア速乾】の5つの機能を備えた優れモノ。フルーティーバカンスの香りでバスタイムのリラックス効果もありますよ。
ラテスタ プラチナセラムリッチシャンプー

- 定価:3,780円
- 内容量:300mL
アミノ酸系洗浄成分をメインとしたオールインワンシャンプーです。泡立ちや香りの良さにも定評があり、使い続けるほどツヤのある髪になります。お試し7日間セット(1,200円)もあるので、気になる人はまずはそちらを試してみると良いですね。
【頭皮も髪もしっとり洗い上げたい】女性にオススメのオールインワンシャンプー7選
HANAオーガニックリセットシャンプー

- 定価:3,700円
- 定期購入価格:3,145円
- 内容量:280ml
髪染めやパーマを繰り返してきた大人女性の頭皮ダメージに着目したのがHANAオーガニックリセットシャンプーです。
洗浄力がマイルドで頭皮への負担が少なく、頭皮環境や常在菌バランスを整えてくれる成分がたっぷり配合されています。
和漢植物とオーガニックハーブの力で、まるで美容液でいたわるように洗い上げるので毎日のケアはこれのみでOK。
天然精油の香りはリラックス効果も大きく、満足度の高い逸品です。
すこやか地肌美容液シャンプー

- 定価:4,298円
- 定期購入価格:3,218円
- 内容量:200mL
アミノ酸系の洗浄成分が泡立ち豊かに洗い上げます。美容液のように頭皮ケア成分たっぷりで、頭皮に潤いを与え、乾燥によるフケやかゆみを抑えてくれます。45日間返金保証もあるので、肌に合うか心配な人でも試しやすいですよ。
すこやか地肌美容液シャンプーを見るWUAO(ウアオ) ザ・ボリュームオールインワン シャンプー
-ザ・ボリュームオールインワン-シャンプー.jpg)
- 定価:3,240円
- 参考売価:2,420円(Amazon)
- 内容量:500mL
洗浄効果とコンディショニング効果を併せ持つコカミドプロピルベタインをメインとするオールインワンシャンプーです。美容室でも取扱われることが多く、固定ファンも多いんですよ。シャンプーだけでふんわりボリュームが出せる優れモノです。
オーロラシャンプー

- 定価:(2本セット)8,208円
- 内容量:300mL×2本
シニヨンで引っ張ることで頭皮を傷めるバレリーナのために生まれたシャンプーです。アミノ酸系の洗浄成分で優しく洗い上げ、たっぷりの保湿成分が髪と頭皮をしっかり保湿してくれます。優しいローズの香りにも癒やされますよ。
パーフェクトワン トリートメントシャンプー

- 定価:2,592円
- 定期購入価格:2,332円
- 内容量:400mL
低刺激でマイルドな洗浄成分からなるクリーミーな泡が頭皮を優しく洗い上げます。32種類の保湿成分配合で、シャンプー後の頭皮や髪はしっとり。天然オイルによる柑橘系の香りも心地良いので、髪を洗うのが楽しくなります。
コラーゲンオールインワンシャンプー

- 定価:3,888円
- 内容量:350mL
コラーゲン由来の洗浄成分「ココイル加水分解コラーゲK」を主成分としたシャンプーです。きめ細やかな泡が大人の女性の髪と頭皮を優しく洗い上げます。価格は少々お高めですが、それ以上の品質があると言えるオールインワンシャンプーです。
椿木堂 艶めきオールインワンシャンプー

- 定価:2,160円
- 内容量:500mL
これ1本で【シャンプー・トリートメント・コンディショナー・頭皮クレンジング・集中補修美容液】の5つの機能を備えています。洗浄力が穏やかで優しい成分が多いので、肌が弱めな女性や頭皮の乾燥が気になる女性には特にオススメです。
どうして1回で済むの?オールインワンシャンプーの仕組み

オールインワンシャンプーを使う上で、女性が少々不安になってしまうのが
「本当にオールインワンで大丈夫なのかな?」
という点ですよね。
そもそも、オールインワンシャンプーはどうやって「シャンプーの洗浄機能」と「リンスやコンディショナーの毛髪保護機能」を果たしているのでしょうか?
実は、それらを両立させる仕組みには、主に以下の2つのポイントがあるのです。
洗いすぎないよう洗浄力を調整している
オールインワンシャンプーの「シャンプー」としての成分、つまり洗浄成分は比較的穏やかなものが使われていることが多いです。
例えば「アミノ酸系」や「両性界面活性剤」などが多いですね。
市販品のオールインワンシャンプーの中にはラウレス硫酸系などの強めの洗浄成分を採用している商品もありますが、他にエモリエント成分やオイル成分を多く配合するなどしてうまく調整してあります。
つまり、洗浄力を穏やかにし、洗いすぎないことで頭皮や髪に負担をかけない仕組みになっているのです。
そのため、オールインワンシャンプーをしっかり洗い流してもギシギシなりすぎず、リンスやコンディショナー不要で済ませることができるんですね。
リンス成分が「時間差」で効果を出すよう調整している
オールインワンシャンプーには、必ず「リンスやコンディショナーとしての毛髪コーティング成分」、いわゆる「陽イオン界面活性剤」が配合されています。
ここからちょっと難しいハナシになりますね。
シャンプーの洗浄成分はほどんどが「陰イオン界面活性剤」という種類です。
この成分の持つマイナスイオンに「汚れであるプラスイオン」がくっついて流されることで洗浄効果を発揮します。
一方リンスやコンディショナーには「陽イオン界面活性剤」が配合されていて、「陽イオン」つまりプラスの性質が「毛髪(ケラチン)のマイナスイオン」にピタリとくっつき、髪の表面をコーティングしてサラサラの手触りにしてくれるのです。

「じゃあ、オールインワンシャンプーはどっちも一緒に混ぜてるってこと?」
というハナシになるのですが、それは半分正解です。
確かにどちらも混ぜてあるのです。しかし、2つを単純に混ぜても、「洗浄効果」と「コーティング効果」がケンカしてしまい、どちらの機能も充分に働かなくなってしまいます。
じゃあどうしてあるのかと言うと、オールインワンシャンプーに配合されている陽イオン界面活性剤は「水に溶けにくくなるよう」分子の構造を工夫してあるのです。
つまり、最初は水に溶けやすい陰イオン界面活性剤がシャンプーとして働いて洗浄効果を発揮し、洗い流す頃にやっと陽イオン界面界面活性剤が水に溶けてリンスとしてのコーティング効果を発揮する、という仕組みです。
オールインワンシャンプーって賢いですよね。
この「時間差」機能により、オールインワンシャンプーはシャンプーとしての役割とリンスやコンディショナーとしての役割を両立しているのです。
女性のためのオールインワンシャンプーの選び方

でも、市場にはたくさんの種類のオールインワンシャンプーが売られています。
「男性向け」や「子ども向け」と思われるような商品も数多くあるので、
「何がどう違うの?」
「何を基準に選べば良いの?」と迷ってしまいますよね。
ここでは、大人の女性のためのオールインワンシャンプーの正しい選び方をご紹介致します。
女性にはやはり女性向けのオールインワンシャンプーを
ドラッグストアなどの市販品や、ネット通販のサイトでも「男性向け」や「子ども向け」のオールインワンシャンプーがあります。
でも、やはり女性は女性向けのオールインワンシャンプーを使いましょう。
女性向けのオールインワンシャンプーは、女性のデリケートな頭皮や長めの髪に合う用に作られています。
男性向けのオールインワンシャンプーの場合、洗浄力が高く設定してあることが多いので、洗い上がりの使用感は爽やかでも脱脂力が強すぎる場合があります。
また、子ども向けのオールインワンシャンプーは逆に洗浄力が弱すぎて、きちんと汚れが落とせない可能性が高いです。
どの層向けの商品なのかは、パッケージの絵柄や「使用例」に出てくる人物の容姿でだいたい察しがつくと思いますので、女性は必ず女性向けのオールインワンシャンプーを選ぶようにしましょうね。
洗浄力がしっかりした商品が◎
女性向けのオールインワンシャンプーにもいろんな種類がありますが、「値段が高い方が良いの?」「潤い成分が多く配合されている方が良いの?」など迷いますよね。
でも、オールインワンシャンプーとして一番大切なのは「洗浄成分」です。
どのメーカーのオールインワンシャンプーも、リンスやコンディショナーとしての成分(陽イオン界面活性剤)やヘアケア成分はしっかり配合されています。
一方、どちらかと言えば心配なのが「洗浄力」の方。
毛髪への潤いを重視しすぎて頭皮がしっかり洗えないとなると、シャンプーとしての役目を果たせません。
そのため、オールインワンシャンプーを選ぶ時は、成分表の上位2~6番目くらいまでに記載されている「洗浄成分」と「保湿成分」のバランスに注目しましょう。
(ちなみに1番目に記載されているのはほとんどの場合「水」です)
通常のシャンプーであれば、2~4番目は洗浄成分ばかりなのですが、オールインワンシャンプーの場合は洗浄成分と保湿成分が入り混じる形で配合されています。
つまり、2~6番目の成分が「すごく穏やかな洗浄成分」+「保湿成分」ばかりだと、「きちんと汚れが取れないんじゃない?」という心配が出てくるのです。
逆に、たとえば3番目に少し強めの洗浄成分であるラウレス硫酸系の洗浄成分が入っていたとしても、2番目や4番目が保湿成分であれば、「洗浄力はありつつマイルドな仕上がり」というベストな状態になったりします。
成分表をいちいちチェックするのは大変ですが、少なくとも上位に「きちんと洗浄力のある成分が配合されているかどうか」は確認した方が良いでしょう。
泡立たないオールインワンシャンプーには注意?
オールインワンシャンプーの中には、「髪や頭皮への優しさ」を謳った商品が多くあり、中には「これで本当に洗えるの?」と疑ってしまうほど洗浄力がない商品もあります。
「洗浄力がない」とは、まさに「洗浄成分が配合されていない」商品です。
こういったオールインワンシャンプーを使うと、髪は確かに一時的にはツヤツヤになります。髪をコーティングする成分はふんだんに配合されているので、使用後はツヤツヤの手触りになり「髪が潤った」と錯覚するのです。
でも、これはあくまで一時的な効果に過ぎません。
洗浄力のないシャンプーを使い続けて頭皮の汚れが落ちなければ、頭皮環境は劣化していきます。髪を生むのはあくまで頭皮ですので、健康な頭皮状態が保たれなければ中身がスカスカの傷んだ髪しか生えてこなくなるのです。
オールインワンシャンプーの目的は、あくまで「シャンプー」であることが第一です。
髪そのものは「死んだ細胞」ですので、いくら補修成分で手触りを良くしたところで、それは表面的なケアでしかありません。
「髪の補修」ばかりを謳ったシャンプーは、肝心な頭皮洗浄効果が著しく低い商品もありますので、注意してくださいね。
人気のオールインワンシャンプー!使い方の注意点

時短やエコにもなって便利なオールインワンシャンプーですが、使い方には少しだけ注意点があります。
オールインワンシャンプーの特性をきちんと活かすため、以下の点に気をつけて使ってみてくださいね。
シャンプーの後、少し時間を置く方が良い
オールインワンシャンプーを使った場合は、洗い流すまでに少し時間を置いた方が良いで
す。
オールインワンシャンプーに配合されている「陽イオン界面活性剤」は水に溶けにくい工夫がされていて、時間差でリンス効果を発揮するように出来ているということは、前の項でご紹介しましたよね。
でも、実際にはその「時間差」って、すごく微妙なんです。
そのため、オールインワンシャンプーの後は洗い流すまでに少し時間を置いて、コーティング作用のある陽イオン界面活性剤がしっかり水に溶けてから洗い流した方が良いということです。
時間としては、だいたい1~2分も置けばOKでしょう。
あまり素早く洗い流してしまうと、せっかくのリンス効果が得られなくなりますので、ここは少し意識してみてくださいね。
頭皮は必ずよく洗い流して!
オールインワンシャンプーで洗った後は、「頭皮をよく洗い流す」ことが肝心です。
前述したように、オールインワンシャンプーには陽イオン界面活性剤が配合されています。
この陽イオン界面活性剤には、「吸着しやすく、強い肌刺激になる」という特性があります。
よく、「リンスやコンディショナーは頭皮に付けちゃダメ」って言いますよね。
あれは、この陽イオン界面活性剤が頭皮に残ると肌トラブルの原因になるからです。
でも、オールインワンシャンプーはシャンプーですから、もちろん頭皮にも付いてしまうワケで…。そのため、「よく洗い流すこと」が肝心なのです。
すすぎが不十分だと頭皮トラブルに繋がりやすくなりますので、すすぎにはしっかり時間をかけて流すようにしましょう。
頭皮と髪のケアは別物と考えて!
オールインワンシャンプーを使うと「髪がパサつく」など、髪の潤い不足が気になることがあります。
オールインワンシャンプーはしっかり洗い流すことが必要ですから、どうしても髪に残ったヘアケア成分も洗い流してしまうわけですね。
その場合は、髪だけにつける「アウトバストリートメント」や「ヘアオイル」などで潤いを補うようにしましょう。
基本的に、「頭皮ケア」と「毛髪ケア」は別物と考えるべきです。
シャンプーの目的はあくまで「頭皮を洗うこと」ですから、しっかりとした洗浄とすすぎが大切。もしそれによって毛髪が潤い不足だと感じるようであれば、毛髪だけに補修成分を補えば良いのです。
オールインワンシャンプーには保湿成分がたくさん配合されていますので、それだけで充分な仕上がりになる商品が多いです。ですが、どうしても髪の手触り等が気になるようであれば、自分の好みに合うアウトバストリートメントやヘアオイルを用意しておくと良いですね。
まとめ
シャンプーとリンス・コンディショナーが一度にできちゃうオールインワンシャンプーは、忙しい現代女性の強い味方です!
うまく使いこなして、豊かな生活と元気な髪を手に入れたいですね。
