あなたは医療派?それともサロン派?脱毛の種類と種類別の脱毛効果や違いについて

脱毛はどれも同じではない!種類別・脱毛の効果

脱毛は、脱毛サロンや美容外科クリニックなどで受けることができますが、その種類はいくつかに分類され、施術方法や効果が異なります。

これを知らずに施術を受けてしまうと、あとになってがっかりすることにもなりかねません。

今回は、脱毛の種類や期待できる効果、注意点などについてご紹介していきます。


医療脱毛の種類と特徴

医療脱毛

医療脱毛とは、美容外科クリニックや美容皮膚科で受けることができる脱毛で、医療行為に当たります。

つまり、医師や正看護師といった医療関連の国家資格保持者が行える施術であり、無資格者が行った場合では「医師法違反」という法律に触れることになるということです。

それでは、医療脱毛の種類や効果についてご紹介しましょう。

医療レーザー脱毛の特徴

医療レーザー脱毛の特徴

医療レーザー脱毛は、熱破壊方式と蓄熱式に分類されていますので、まずはこれらの違いから解説します。

熱破壊式とは?

熱破壊方式とは、毛包内にある毛根組織にレーザーを照射して、高温の熱の力によって組織ごと破壊する脱毛方法です。

医療レーザーにはアレキサンドライトレーザー、YAGレーザー、ダイオードレーザーがありますが、どの種類もムダ毛の黒い色素に反応するという共通点があります。

そして毛根組織が医療レーザーの熱によるダメージを受けると、組織ごと破壊されてムダ毛の素になる毛母細胞が成長力を失い、その毛穴からのムダ毛の再生率は非常に低くなります。

ここで知識として知っておいていただきたいのは、医療レーザー脱毛は永久脱毛に分類される脱毛方法ではあっても、将来的なムダ毛の再生率が0%ではないということです。

永久脱毛とは
永久脱毛は、米国食品医薬局により、
「最終脱毛日から1カ月経過後のムダ毛の再生率が20%以下であること」
というような内容に定められているからです。

つまり、脱毛完了後しばらくムダ毛が生えてこなかったとしても、なにかのきっかけでムダ毛が再生する可能性がないわけではないということです。

とはいえ、医療レーザーは非常に強いパワーを持っています。
そして、医療レーザーによって一度破壊された毛根組織が蘇生することは滅多にないと考えられていますので、永久脱毛をお望みの方にはおすすめできる方法だといえるでしょう。

蓄熱方式について

ダイオードレーザー脱毛機の中には、蓄熱式方式機能が搭載されている種類もあり、この場合では毛根組織にレーザーを照射するのではなく、バルジ領域という部分にレーザーを照射します。

バルジ領域は毛根組織よりもやや浅い場所にあり、ムダ毛の成長促進を担っています。

蓄熱方式では、低い温度のレーザーをこの部分に照射して、ムダ毛の成長力を失わせる方法ですので、高温のアレキサンドライトレーザーやYAGレーザーの痛みに耐えられないという方におすすめできるでしょう。

また、この方式は軽度の日焼け肌にも照射することができるため、他のレーザーによる脱毛ができなかった方にもおすすめです。

脱毛機の種類と特徴について

アレキサンドライトレーザー

高いシェアを誇る脱毛機で、755ナノメートルという短い波長を持っていることから、黒色に素早く反応するという特徴があります。

この種類は、特に体毛の色素が濃い方におすすめできるでしょう。
このレーザーは、熱破壊方式に分類されています。

YAGレーザー

1064ナノメートルという長い波長を持つレーザーであるため、深い部分にある毛根組織にも熱パワーが届くという特徴があります。

そのため、アレキサンドレーザーでは反応が薄い産毛脱毛にも対応できるというメリットがありますが、深い部分にまで熱パワーが届くことから、施術中には強い痛みを伴うことがあるというデメリットもあります。
このレーザーもまた、熱破壊方式に分類されています。

ダイオードレーザー

810ナノメートルの波長を持つレーザーで、アレキサンドライトレーザーと並ぶ高いシェアを誇っています。
このレーザーはYAGレーザーよりも波長が短いため、強い痛みを感じにくいというメリットがあります。

このレーザーもまた熱破壊式に分類されますが、それとは別に蓄熱方式の機種もありますので、白髪や日焼け肌部分の脱毛をご希望の方は、この機種を導入した医療機関に相談してみると良いでしょう。

蓄熱方式の脱毛機には「ソプラノアイスプラチナム」や「メディオスターNeXT PRO」などがあります。

蓄熱式を除く医療レーザーはどの種類でも黒色に強い反応を示すため、日焼け肌には照射することができません。

また、色素がない白髪部分には効果を発揮しませんので、これらについてはあらかじめ頭に入れておく必要があります。

ニードル(針)脱毛の特徴

ニードル脱毛

専用脱毛機の電極針を毛穴から差し込み、電流で毛根組織を直接破壊する方法です。

そのため、医療レーザー脱毛よりも脱毛効果の確実性が高いというメリットがあるのですが、毛穴に電極針を差し込んで電流を流すため、脱毛部位を問わず強い痛みを伴うというデメリットがあります。

この脱毛方法には日焼け肌や白髪、毛質を問わずに脱毛できるというメリットもありますが、ムダ毛を1本ずつ処理するため、完了するまでには長期間を必要とします。

特に、この方法で全身脱毛するとなるとかなりの長期戦になりますので、全身脱毛をご希望の方は医療レーザーによる脱毛の線で検討してみると良いでしょう。

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サロン脱毛の種類と特徴

サロン脱毛

キセノンランプまたはクリプトンランプの光を用いて、毛根組織の機能を弱らせる脱毛方法です。

また、脱毛方法は「IPL方式」「S.S.C.方式」「SHR方式」「ハイパースキン方式」に分類され、それぞれに異なった特徴があります。

これらの脱毛はまとめて光脱毛またはフラッシュ脱毛と呼ばれ、医療関連の国家資格保持者でなくても施術を行うことができます。

なお、サロンによっては脱毛士など民間の資格保持者が施術を行うところがありますので、気になる方はあらかじめサロンに問い合わせてみると良いでしょう。

そして大切なことは、毛根破壊は医療行為であるため、サロン脱毛では永久脱毛を行えないという点です。

もちろん、光の照射で毛根機能が弱れば脱毛は起こります。
しかし、毛が誕生する毛乳頭組織が破壊されない限り、ムダ毛が再生する可能性は十分に考えられますので、光脱毛を受ける際にはこの点について納得しておく必要があるでしょう。

それでは、「IPL方式」「S.S.C.方式」「SHR方式」「ハイパースキン方式」の特徴についてご紹介していきます。

IPL方式の特徴

キセノンランプに分類されるIPL(インテンス・パルス・ライト)を毛根部分に照射して、その機能を弱らせる脱毛方法です。

IPLは黒い色素に反応しやすいため、脇やVIOなど、ムダ毛が濃く密集している部分の脱毛には特に適しています。

この方法は医療レーザーよりも施術中の痛みが弱いというメリットがありますが、ムダ毛が濃い部分の場合ではやや強い痛みを感じることがあります。

S.S.C.方式の特徴

スムース・スキン・コントロールと呼ばれる方法で、光を照射する際にはジェルを塗布するという特徴があります。

施術前に塗布するジェルの中にはトレジャービーンズという粒が配合されており、光の熱でこの粒がはじけると、中からフィニリーブという成分が流れ出してきます。

そして、フィニリーブが毛穴の内部に反応すると毛根組織に働きかけ、ムダ毛の成長を抑制するという仕組みです。

この方法でもムダ毛は抜けますが、IPLよりも毛根組織に働きかけるパワーが弱いため、脱毛というよりも現在あるムダ毛を減らしたいという方におすすめできるでしょう。

SHR方式の特徴

スーパー・ヘア・リム―バルの略で、クリプトンランプをバルジ領域を中心とした毛包全体に照射する方法です。

つまり、医療レーザー脱毛の蓄熱方式と同じ原理ということになりますが、上記でご紹介したとおり、サロン脱毛では毛根組織を破壊できないため、永久脱毛を行うことはできません。

なお、IPLとS.S.S.方式ではおよそ70~80℃前後の光を照射しますが、SHR方式では40~50℃前後の低い温度の光を照射します。
そのため、痛みをほとんど感じることなく施術を受けられるというメリットがあります。

しかし、低い温度でゆっくりとバルジ領域の機能を弱らせる方法であるため、脱毛完了までには長期間を必要とする可能性があるというデメリットもあります。

ただし、IPLが数カ月に1回の施術であるのに対し、この方法では2週に1回を目安として施術を受けることができますので、この場合では、IPLよりも短い期間で脱毛を完了させることができることもあります。

ハイパースキン方式の特徴

SHR方式と非常によく似ていますが、この方法ではバルジ領域のみに光を照射し、36℃前後というさらに低い温度の光を照射するという違いがあります。

この方法はサロン脱毛の中ではお肌への刺激が最も弱く、アトピー肌の方やお子さんでも受けることができるといわれています。

この方法はSHR方式よりも低い温度の光を照射する方法であるため、脱毛完了までにはSHRよりも長い期間を必要とする可能性があります。

しかし、この方法もまた、SHRと同様に短いスパンで施術を受けることができますので、2週に1回というスパンで受けた場合では、IPLよりも早く脱毛を完了させることができるでしょう。

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脱毛を受ける前にはここをチェック!

医療脱毛とサロン脱毛の違いや、それぞれの特徴・効果についてご理解いただけたでしょうか。
それでは次に、実際に施術を受ける際にチェックしておきたい事柄についてご紹介しましょう。

お肌の状態

蓄熱方式のレーザーまたは光では、軽度の日焼け肌であれば照射が可能です。
しかし、日焼けの度合いについての基準は各医療機関やサロンによって異なり、自分では「これくらいなら大丈夫」と感じたとしても、施術NGになる可能性がゼロではありません。

脱毛をお考えの方は、なるべく日焼けをしないように注意しましょう。

永久脱毛か否か

永久脱毛か否かという問題は非常に大切です。

もともとムダ毛が薄い方の場合では、サロン脱毛の減毛処理で目立たなくなることがあるかもしれませんが、剛毛の方の場合ではサロン脱毛では十分な効果を得られない可能性も考えられます。

つまり、ハイパワーのレーザーで永久脱毛できる医療レーザー脱毛のほうがより高い脱毛効果を得やすいということです。

施術を受ける前には、ご自身にとって必要なのは永久脱毛なのか、それとも減毛処理なのかをよく考えた上で、医療脱毛またはサロン脱毛を選択しましょう。

施術回数・脱毛周期

医療機関とサロンの価格表を確認してみると、全体的に医療脱毛は高額なイメージがあり、一方のサロン脱毛では安価なイメージがあります。

しかし、サロン脱毛は医療脱毛の2倍以上の施術回数が必要になることもありますので、一概に「医療脱毛は高くて、サロン脱毛は安い」とは言い切れません。

これから脱毛を受ける方は、1回あたりの単価だけを見るのではなく、必要な施術回数にも目を向けて、最終的にかかる金額を割り出してみましょう。

また、医療脱毛とサロン脱毛の蓄熱方式では毛周期に関係なく施術を受けることができるといわれてはいますが、その他の方式の場合では毛周期に合わせた脱毛周期となります。

毛周期には個人差がありますが、ほとんどの医療機関やサロンでは、2~3カ月に1回をワンクールとして施術を行っていますので、これから脱毛を受ける方は、なるべく早めに施術を開始しておくと良いでしょう。

前処理について

ほとんどの医療機関やサロンでは,事前の前処理をご自身で行っておく必要があり、剃り残しがあった場合では、その部分を避けての照射になることがあります。

また、施術前にシェービングを行ってくれる医療機関やサロンもありますが、この場合では有料になりますので、この部分についても事前に確認しておかなくてはなりません。

重要・未成年の方はここに注意しましょう

医療脱毛、サロン脱毛ともに未成年でも受けることはできますが、その際には親権者の同意書が必要になります。

脱毛は1回で完了させることができないため、まとまった回数の契約になることがほとんどです。
そしてその際には、分割払いによる契約が必要になることがあります。

つまり、契約という法律的な内容を含む取り決めが行われるということですが、このように法律が絡む契約を行う場合、それを未成年が単独で行うことはできません。

同意書は各医療機関やサロンの公式サイトからダウンロードすることができますので、まずはそれをダウンロードして印刷し、親権者に必要事項を記入してもらいましょう。

また、親権者から反対されると「自分で書いても大丈夫なんじゃない?」という考えを持ってしまうかもしれません。

しかし、未成年やそのきょうだいなどが親権者になりすまして同意書を作成することは、「私文書偽造罪」という法律に触れることになります。

これは大変な問題ですので、親権者が脱毛に反対しているのなら、なぜ脱毛が必要なのかということをきちんと説明し、理解を得るところから始めてみてはいかがでしょうか。

まとめ

医療脱毛とサロン脱毛は施術方法は似ていても、永久脱毛か否かという違いがあります。

また、医療脱毛ではレーザーまたはニードルによる施術、サロンの光では数種類の方式に分類されており、それぞれに異なった特徴を持っています。

これだけ脱毛方法があると迷うかもしれませんが、まずは永久脱毛が必要か否かで医療脱毛またはサロン脱毛のいずれかに絞ってみると良いでしょう。

また、医療脱毛とサロン脱毛では必要な施術回数が異なりますので、この点についてもしっかりと考えた上で、どちらにするのか検討してみることをおすすめします。

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