ジェルネイルのセルフオフは危険?自爪をボロボロにしないための要注意点!

ネイルポリッシュ(マニキュア)より丈夫でおしゃれ、そしてアクリルネイルより簡単でハードルの低いジェルネイルが、近年多くの年代の女性に人気です。

通販や市販でさまざまな道具を揃えられるようになり、自宅でセルフジェルネイルを楽しんでいる女性も多いでしょう。

ですが誰もが簡単に始められるだけあって、つけ爪はネイルサロンにお任せという時代とは比べものにならないほど、爪の深刻なトラブルが増えています!

この記事では元ネイリストの美容ライターが、ジェルネイルを安全に楽しく使うための注意点や、おすすめのネイルグッズを紹介します。


ジェルネイルで自爪を壊す女性が増えている!

初心者も手軽に始めやすく、時間もかからず可愛い爪を演出できる人気のジェルネイル。

そんなジェルネイルで自爪のトラブルが多発する原因は何なのでしょう?
それはずばり、セルフオフのやり方!

ジェルを爪に塗ること自体、爪に悪いことはありません。むしろ自爪のままでいるよりも強度が増し、外部の刺激から保護してくれるので、爪を伸ばしやすいというメリットがあります。
問題は、ジェルネイルのオフにあります。

ジェルを除去する薬品やファイリング(表面に残ったジェルを削ること)、アフターケアの正しい方法を、あなたは知っていますか?もしかすると自爪を傷める、もっとも良くない方法を選んでしまっているかもしれません!

ジェルネイルをセルフオフする時の危険ポイント3つ

ジェルネイルをオフする前に、注意しなければならない点を把握しておきましょう。
つけ爪は、付けている時や施術は楽しくてもオフが面倒です。
だからといって適当に済ませていると、取り返しのつかないことにもなりかねません。

アセトンの取り扱い

ジェルネイルをオフする時に使うのは、「アセトン」という薬品です。

市販のネイルリムーバー(除光液)にも含まれていますが、純度が低いため、ジェルのオフには不向き。

原液とまではいかなくても、アセトンの配合量が多いジェルネイル用のリムーバーを使うのが一般的です。

揮発性が高く引火もしやすいアセトンは、まさに劇薬。
細心の注意を払って使わなくてはなりません。

  • 部屋の換気をする
  • 火を使わない
  • マスクをする

この3点は絶対に守りましょう。

また、指先に傷がある時は、絶対に使わないように気を付けて下さいね。

自爪のファイリング

アセトンでジェルを除去する前に、ファイルでジェルの表面を削ります。
この時、角度によって一部分だけ自爪に到達してしまったり、そのまま気付かずに自爪を削り続けてしまったりといった失敗は決して少なくありません。

また、ジェルを除去した後に残った部分をファイリングしたり、ネイルプレートを整えるためのバッフィングをやりすぎてしまうケースも多々あります。

爪は三層から成り立っており、表面側の層が剥がれて二枚爪になっても痛みは感じませんが、真ん中の層が薄くなっていくと神経に触れて痛みを感じます。

強引なファイリングで摩擦熱が起こり、火傷を負うことも。
削って薄くなった爪の層は、再生しません。

新しい爪が伸びてくるまで待たなければならないのです。
ペラペラの爪にならないよう、注意深く行いましょう。

インターバルなしのジェルネイル

完全にオフした後、さっと手を洗ってまたすぐに新しいデザインのジェルネイルに挑戦したことはありませんか?
実は、これも自爪に大変なダメージを与えてしまいます。

  • アセトンによる爪の乾燥
  • ファイリングによる爪への負担

ジェルネイル後の爪は、かなり弱っている状態。
それを放置して、また新たにジェルネイルを始めることはご法度です。

爪の保湿を念入りにし、しばらくの間はベースコートだけ(ポリッシュも可)で爪を休ませてあげましょう。

JESSICA(ジェシカ) ベースコート フォー ダメージ

  • 価格:2,200円(メーカー参考価格)
  • 内容量:14.8ml

ジェルネイルやアクリルネイルで傷んだ爪専用のベースコート。
薄くなった爪を保護し、二枚爪などを防ぎます。

ジェルネイルをセルフオフする正しい方法

ここで、ジェルネイルの正しいセルフオフの方法をおさらいしてみましょう。
自己流でやっていては、爪は傷む一方。できるだけ爪に負担がかからないよう、慎重に進めて下さい。

必要なもの

自宅でジェルネイルをオフする時に必要なものは以下の通り。

  1. アセトン(もしくはジェルネイル用リムーバー)
  2. コットン
  3. アルミホイル
  4. 使い捨てのマスク
  5. メタルプッシャー
  6. ファイル(爪やすり/100~150グリッド)
  7. バッファー(爪みがき/200~240グリッド)

アセトン以外はドラッグストアでも手に入ります。

ジェルネイルキットに含まれている場合もありますが、量が少ないので、別途購入しておくと便利ですよ。
ちなみに「グリッド」とは目の粗さを表す数字の単位。数が少ないほど目が粗くなります。

セルフオフの正しい手順

まずは部屋の窓を開けるか空気清浄機を使うなどして、アセトンが部屋にこもらないようにしましょう。

下準備
  • コットンを10枚に切る(爪の大きさ)
  • アルミホイルを10枚に切る(指先を包める大きさ)
オフの手順
  1. 表面のトップコートを削る
  2. アセトンを浸したコットンを爪に貼る
  3. アルミホイルで覆う
  4. 10分ほど放置
  5. 浮いてきたジェルをメタルプッシャーで除去する
  6. バッファーで爪表面を整える

アセトンは揮発性が高いため、アルミホイルできちんと覆わないとすぐに蒸発してしまいます。
小さな容器に注いで、そこに指先を浸すやり方もありますが、肌荒れリスクがあるのでおすすめできません。

注意!セルフオフでやってはいけないこと

ジェルネイルのセルフオフは、爪が傷んだり深刻なダメージを受けかねないNGポイントがいくつかあります。
心当たりがないか、チェックしてみて下さいね。

  • アセトンを浸したコットンで爪を強くこする
  • 爪に付着したジェルを強引に剥がす
  • ジェルをオフした後の爪を放置

アセトンは、爪や指先の水分・油分を奪う薬品です。
その薬品で爪をゴシゴシこすると、その爪と指先の皮膚はもちろん、コットンを使っている方の指も荒れてしまいますよね。
アセトンにはできるだけ触れないようにしましょう。

また、爪に残ってしまったジェルを強引に剥がすことは絶対にいけません!
自爪まで剥がれてしまう恐れがあります。

初心者さんにおすすめはソフトジェル

ジェルネイルには、ハードジェルとソフトジェルの2種類があります。
ジェルネイルに慣れていない人におすすめなのは、断然ソフトジェル。

その理由と、ハードジェルとの違いをまとめました。

ソフトジェルとは

ジェルネイルが誕生した頃は、ハードジェルが一般的でした。
正式にはソークオフジェルと呼ばれるソフトジェルネイルは、ネイルサロンを始め今ではジェルネイルの主流になっています。

ハードジェルとの違いは、材質。その名の通りソフトで柔軟性のあるジェルを使用するため、初心者にも扱いやすいところが魅力です。

SHINYGEL(シャイニージェル) スターターキット

  • 通常価格:20,239円(税込)
  • 特別価格:11,286円(税込)
  • セット内容:ベース/トップ/カラージェル×3/LEDライト/ジェルクリーナー/ジェルリムーバー/ジェルブラシ/ファイル/ワイプ
  • 特典:レビュー投稿でスポンジファイルプレゼント

(特典はオフィシャルオンラインショップ限定です)

使いやすく、持ちが良く、さらにオフしやすいという三拍子そろったジェルネイルセット。
好きなカラーを選んで注文すれば、届いたその日に始められます。
爪に優しい弱酸性なので、ジェルネイルによるダメージが気になる人にもおすすめです。

残念ポイントは、ジェルの容器がポリッシュタイプではなく筆と別々になっていること。
こちらは、使い慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません。

ソフトジェルのメリット

なんといっても、爪へのダメージが少ないということが挙げられます。
ハードジェルの場合、「プライマー」という薬品で爪とジェルとの接着度を上げることがありますが、ソフトジェルの場合はその工程がありません。
爪に薬品を塗ることがないので、負担が少ないのです。

また、アセトンだけで簡単に除去できるというメリットも。
爪に残ってしまったジェルを剥がしたりファイリングする手間がないため、セルフオフが簡単にできます。

ソフトジェルのデメリット

残念ながら、強度はそれほどありません。
ですので、自爪より長さを出したい場合やビジューを飾りたい時には、やや不向きでしょう。

爪専用フォームを使って長さを出すスカルプチュアや、透明感のあるデザイン、ラインストーンやビジューで爪を飾りたい時にはハードジェルがおすすめです。

もっとも、ソフトジェルは強度がない分、衝撃によって爪が一気に割れたり欠けたりするリスクは低いとも言えます。

ジェルネイルに欠かせないアフターケア

ジェルネイルを上手にオフした後は、ネイルケアが欠かせません。
時間をかけてじっくりケアしてあげるのが一番ですが、そんな余裕がない時もありますよね。
忙しい女性のための簡単セルフケアを紹介します。

ネイルオイルによるセルフケア

ジェルネイルをするなら必ず持っていて欲しいのが、ネイルオイル。
爪に油分を与えることで、乾燥しがちなネイルプレートを保湿してくれます。
また、指先がカサカサしやすい・ささくれができやすい人にもおすすめですよ。

無香料やアロマタイプなどさまざまな種類があるので、いくつか揃えてオイルケアを習慣化してはどうでしょうか?

uka ネイルオイル

  • 価格:3,000円/2,800円(いずれも税抜)
  • 5本セット:14,000円(税抜)
  • 内容量:5ml

人気のネイルブランド「uka」のネイルオイルは、全5種類。
それぞれ違うエッセンスオイルを使用しており、好みによって使い分けられます。
オーガニック素材でつくられているオイルなので、敏感肌でも安心して使えますよ。

ベーシックタイプのみ2,800円で、他4点は3,000円です。
ネイルオイルセットはプレゼントにも最適です。

爪専用美容液によるセルフケア

オイルだけでは物足りない、またはダメージが蓄積されていてすでにボロボロになりつつある……。
そんな人におすすめしたいのは、爪専用の美容液です。

保湿成分・美容成分が豊富に配合され、爪の内部にまで浸透して栄養を与えてくれるスグレモノ。
先端がすぐに折れてしまったり、カサカサで白くなっている爪は、今すぐ修復しましょう。

ツメリッチ リペア

  • 価格:2,970円(税別)
  • 内容量:2ml
  • 特典:全額返金保証あり

「ツメリッチリペア」は、爪に必要な栄養分や美容成分、保湿成分を贅沢に配合した浸透型ネイル美容液。

乾燥でカサカサになってしまった爪、長年のダメージでボロボロになってしまった爪も、継続して使い続けることで元通りの美しい爪に生まれ変わるかもしれません!

使いやすいペンタイプで持ち歩きも便利。
爪や指先の乾燥が気になる時にサッと使える人気グッズです。

爪の乾燥を防ぐ方法

日常生活には、爪を乾燥させる危険がいっぱいです!
常日頃から指先を保湿し、爪の保護を意識したいですね。

  • 寝る時にコットンの手袋を着ける
  • 水仕事の時にゴム手袋を着ける
  • 料理の時に薄手のビニール手袋を着ける

このように、普段の生活にも手袋は欠かせません。
慣れるまでは煩わしいかもしれませんが、せめて水仕事の時にゴム手袋を着けることだけは徹底して欲しいですね。

セルフジェルネイルの注意点とは

オフの時だけではなく、ジェルネイルをする時の注意点をまとめました。
普段からジェルネイルをしている人も、これからチャレンジする人も、しっかり覚えておきましょう。

ジェルネイルの間隔を空ける

ジェルネイルは、基本的に3~4週間維持できます。
爪が伸びるのは1ヵ月に約3~3.5mmほど。

ジェルネイルが綺麗に接着していたとしても、爪の根元から自爪が徐々に見えてきてしまうので、1ヵ月も経つと見栄えが美しくなくなります。
そのため、ジェルをはじめとしたつけ爪は3~4週間で一度オフするのがベストです。

その後、サロンではすぐに新たなジェルネイルを施術することができますが、それはプロフェッショナルな技術によるもの。
できるだけ爪に負担がかからない薬品・方法・技術でカバーしているのですね。

セルフジェルネイルの場合は、オフの後しばらく爪をお休みさせるのがおすすめです。
3~4週間維持することを目標に、そして次のジェルネイルまでの間を2週間は空けましょう。

浮いてきた部分はこまめに削る

ジェルやアクリルチップが浮いてくることを、リフトと言います。
リフトする原因はいろいろあり、自爪が伸びてくることや外部からの衝撃もその1つ。

ジェルを塗る前にネイルプレートを少し削って傷つけるのは、ジェルの接着を良くするためでもあります。

ですが、それでもジェルがリフトしてしまう場合は仕方がありません。浮いてきた部分をファイリングし、自爪との隙間をなくしましょう。

リフトを放置すると、自爪とジェルの間に水滴が入り込み、衛生上良くありません。カビが生えてしまうこともあります。
ジェルが浮いたままで、上からトップコートを塗り直すのは厳禁です。

ボロボロの爪には塗らない

すでに傷みきっている爪には、ジェルネイルはおすすめしません。
まずは、爪を健康な状態に戻すことが大切です。

  • 爪の表面が白くガサガサになっている
  • 爪の先端がいつもギザギザに欠けている
  • 爪が薄くペラペラになっている

ジェルネイルをしたからといって、必ずしもこれらの症状が悪化するわけではありませんが、たび重なるジェルネイルのオフは確実に爪を傷めます。
ジェルネイルは一旦お休みして、ネイルケアやオイルでの保湿を優先しましょう。

痛みを感じた時は病院へ行く

オフの時に痛みを感じたり、普段の生活で水がしみる時はすぐに病院に行きましょう。
爪は、皮膚が角質化したものなので神経が通っていません。そのため、爪を切っても痛みを感じないのです。

痛みを感じるということは、爪が薄くなりすぎて爪の下の神経に触れていることが考えられます。
傷みを感じながらジェルネイルをすると、その間はジェルの厚みに保護されるかもしれませんが、オフの時にさらに爪が薄くなる可能性も。

最悪の場合は爪の下の肉が露出してしまうこともあるので、痛みや違和感がある時は迷わず皮膚科に行って下さいね。

ジェルネイルのトラブル・ケアQ&A

ここからは、元ネイリストのライターが身近で集めたジェルネイルに関する些細な質問に答えていきます。

ジェルネイルがすぐに剥がれるのはなぜ?
ジェルネイルが剥がれやすい理由には、大きく分けて2つあります。

  1. やり方が間違っている
  2. 爪が傷んでいる

ジェルネイルのやり方が正しくない場合、今一度手順をチェックしてみましょう。
爪が傷んでいることも、ジェルが剥がれやすくなる原因です。

剥がれやすいとジェルネイルの頻度も上がり、その結果ますます爪が傷んでしまうという悪循環に陥ってしまうので、ひどいダメージを自覚している人は、まずネイルケアを徹底して下さい。

100均のネイルグッズは安全?
100円ショップのネイルグッズが爪に良くない・危険ということは決してありません。
普段使いしないカラーや消耗品のコットンなどは、コスパが良いのでおすすめです。

ただ、使い心地が良いか悪いかとなると、やはりネイル専門メーカーのものよりは劣ってしまいますよね。
ネイルプレートへの色素沈着や、筆のまとまりが悪かったりジェルが硬くなってしまったりといったアクシデントも耳にします。

ベースやトップ、普段からよく使う好みのカラーは品質の優れたものをそろえ、ピンポイントで使うカラーや1回しか使わないラインストーンを安く済ませるなど、バランス良く100円ショップを使いましょう。

ジェルネイルをオフした後の爪磨きは手動?電動?
電動のネイルケアセットも種類が増え、中にはバッファーを含めた数種類のアタッチメントを付け替えるタイプのものもあります。
ですが、セルフオフ後のバッフィングは普通のスポンジバッファーがおすすめ。

電動は確かに便利で時間もかかりませんが、力加減が調節しにくいというデメリットがあります。
バッファーに限らず、キューティクル(甘皮)のケアや処理も手動で行うのが断然良いですよ!

まとめ

慣れると作業自体が楽しく、好きなデザインで爪のおしゃれができる人気のジェルネイルですが、危ない落とし穴がいくつもありましたね。

忘れてはいけない注意点は主に3つあります。

  1. セルフオフは正しく慎重に行う
  2. オフの後に放置しない
  3. ダメージが重なっている爪はケアを優先する

塗っている時は楽しくても、オフやケアはおろそかになりがちです。
面倒でつい適当にやってしまった結果、しばらくジェルネイルができないほどのトラブルを引き起こすことも。

爪のおしゃれは、健康で丈夫な爪があってこそです。いつ見られても恥ずかしくない、美しい爪を目指しましょう!