静脈の血流を良くして冷え症やむくみを改善する方法4つ

30代後半から冷え性が酷くなり、冬は重ね着しないと乗り切れなくなってしまった私。しかも、今まで無縁だったむくみにも悩まされるように…。

なんとか改善したくて調べてみると、冷え性やむくみは静脈の血流と深く関係していることがわかりました。

今メディアでも注目の「血流がすべて解決する」という書籍によると、静脈が流れる力が弱まると血流が悪くなり、さまざまな体調不良の原因になると書いてあります。

書籍を読み進めると、生活の中で無意識に静脈の血流に良くないことをたくさんしていたことが判明!改めなければならない点がたくさんありました。

今回は、女性にとって静脈の働きが重要な理由を解説し、静脈の血流を良くする方法を「血流がすべて解決する」を引用しながら紹介します。

女性にとって静脈の働きが重要な理由


血流の良し悪しが健康に影響するのは、有名な話ですよね。血がドロドロになって血流が悪くなると、脳梗塞、心筋梗塞などの発症リスクが高まります。これらは動脈硬化が引き起こす病気ですが、実は男性の方が動脈に関係する病気の発症率が高いというデータがあります。

主な疾患の既往歴として、「脳卒中」といわれたことがある者の割合は男性5.7%、女性3.3%。平成12年に比べて男女とも増加。「心筋梗塞」といわれたことがある者の割合は男性2.7%、女性0.9%。

引用:厚生労働省

もちろん、女性も動脈の働きは重要です。しかし、女性が血流を良くしたい場合、動脈ではなく静脈の働きに注目する必要があります。なぜなら、男性よりも筋肉量が少ない女性は、血液を戻す働きをする静脈の血流が弱い特徴があるからです。

男性よりも女性に冷え性やむくみが多いのは、筋肉量の差だけではなく、そこから起こる静脈の力の差も原因の1つ。静脈の力が弱まると、下半身に余分な血液が溜まり、次のような不調が表れます。

  • 足のむくみ(足に溜まった血液から水分が漏れる)
  • 冷え性(静脈で流れが滞り全身の血流が悪くなる)
  • 疲労(足に血液が溜まり酸素や栄養が充分体に送れない)
  • 低血圧(心臓に戻る血液量が減る)
  • 下肢静脈瘤(静脈の弁が壊れて血液が逆流する)

この他「なんとなく体調がイマイチ良くない」というのも、原因として静脈の血流が悪くなっているのが考えられます。

ちなみに、下肢静脈瘤の男女比は1対2~3と言われていて、女性の方が圧倒的に多く、女性の方が静脈の力が弱いと良くわかります。実は私も、ほんの一部分だけですが下肢静脈瘤があります。

これらの不調は病院へ行くほどではないけど、地味にしんどいし、できれば改善したいですよね。そこで重要になってくるのが、静脈の働きなのです。

静脈の血流を良くする方法4つ

「血流がすべて解決する」の書籍には、以下のような記述があります。

静脈を無視して血流を改善しようとしても、女性の場合は無駄な努力になってしまいます。静脈の血流をよくすることこそが鍵なのです。

静脈の働きが弱いと、血液が下半身に溜まってしまい、全身の血流を滞らせてしまいます。だから、意識的に静脈の血流を良くする働きかけが必要です。

では、どうすれば静脈の血流が良くなるのでしょうか。「血流がすべてを解決する」から、今すぐにでも簡単に始められる、静脈の流れを良くする方法を紹介します。

ふくらはぎを鍛える


男性よりも女性の方が静脈の力が弱いのは、筋肉量の差が大きな原因です。だから、特に血流が滞りやすいふくらはぎの筋肉を鍛えれば、静脈の血流は良くなります。

ふくらはぎを鍛える最も手軽な方法はウォーキングです。有酸素運動でもありますので、静脈の働きを良くするだけではなく、全体の血流が良くなります。

しかし、日常的に歩く時間がなかなかとれないかもしれません。そこで、いくつかふくらはぎを鍛える方法を紹介します。

もも上げウォーク

  1. 立ち上がって、片方のひざが腰よりも高くなるくらい太ももを高く上げる。
  2. かかとを前にグッと蹴り出して歩く(爪先を前に出さないように)。
  3. 反対側の足でも同様に行う。

かかと上げ下げ運動

  1. 爪先立ちになる。
  2. 背筋を伸ばしたまま、ゆっくりとかかとを上下する(5秒くらい)。
  3. 1セット30回、朝晩2セットくらいを目安に行う。

かかと上げ下げ運動は、とっても簡単で場所を取らないので特におすすめです。
私も早速始めています。運動不足の私には地味にキツいけど、がんばっています!

呼吸法を取り入れる


呼吸は血液に酸素を送る重要な運動ですが、意識している人は少ないと思います。私もそうです。改めて振り返ると、特に仕事中はパソコンの前でジッとしているので、かなり呼吸が浅いです。

これでは酸素量が減って、血流が悪くなってしまいます。しかも、浅い呼吸は静脈の働きも弱めてしまうのです。

呼吸が深く大きいほど、横隔膜が作る圧力は大きくなり、静脈の血流はよくなります。そして呼吸が浅くなると圧力が小さくなります。すると心臓からもっとも遠く、血が溜まりやすい足の静脈の血液を戻すことができなくなってしまうのです。

とは言え、24時間体制で呼吸に集中するのは難しいですよね。そこで取り入れて欲しいのが呼吸法です。そこで、誰でも簡単にできる呼吸法を紹介します。

かんたん丹田呼吸法

  1. 息を吐くときは、横隔膜のところから上体を少し前に倒す。
  2. 息を吸うときは、上体を起こす。
  3. 呼吸は鼻で、10回くらい行う。

ゆっくりと深呼吸しながら、横隔膜の動きを意識して行うと良いでしょう。静脈の血流を助けるだけではなく、体中に酸素がいきわたってスッキリした気分になります。

足を温める


静脈の血流が悪くなると、足に血液が溜まって冷やされ、冷えが原因で更に血流が悪くなる負のスパイラルに陥ります。ですので、静脈の血流改善を行いながら、同時に下半身を温めることが重要です。

  1. レッグウォーマーをする
  2. タイツを履く
  3. 靴下を2枚重ねる
  4. ゆっくりと湯船につかる
  5. 外出時の靴もブーツなど冷えないものを選ぶ

「寒い、冷えたと感じたら温める」という、当たり前の行動をサボらないのがポイント。また、足の指をストレッチして、体の末端の血流を良くするのも効果的です。

足握手ストレッチ

  1. 座ったら右太ももの上に、左足首を乗せる。
  2. 左足の裏と右手のひらを重ね、手の指と足の指を交差させて足握手をしてギュッと握りしめる。
  3. 左手で足首をつかみ、足をぐるぐると回す。
  4. 反対側も同じように行う。

ツボを押す

ツボを押して血流を良くする方法もあります。ツボは漢方医学の治療法ですが、WHOでも医学的有効性が認められているんですよ。特に静脈の血流を良くするツボは2つ。「三陰交」と「血海」です。

三陰交は足のすねの内側にあり、3つの陰の経路が交わるツボなので、大きな効果が期待できます。場所は足のすねの内側、くるぶしの一番高い場所から指4本分上に位置します。胃腸の働きを良くして血液を増やし、血流を良くする効果が期待できます。


血海の場所は、曲げたひざのお皿の上の内側を角として、そこから指3本分さらに上がったところにあります。足から流れてきた血液が集まるツボで、押すことで血液を胃腸に戻すのを助けます。更には、子宮を温める効果があり、生理痛に効くと言われています。

効果的なツボ押しのポイントは以下の通りです。

効果的なツボ押しのポイント
  • 集中して行う
  • リラックスした状態になる
  • 急に押さずにゆっくりと押す
  • 息を吐きながら少しずつ強く押し、息を吸いながらゆっくりと力を抜く
  • 静脈の血液が上へ流れるイメージを持ちながら行う
痛みを感じるほど強く押さず、心地良い力加減でツボを押しましょう。

静脈の血流を改善して元気な体になろう!

静脈の血流を良くする方法は、隙間時間で簡単にできるものばかり。早速試していますが、運動やマッサージは冷え性に即効性ありと感じています。

足先が冷えてしまった時に、ちょっと上下運動をしたりテレビを観ながらマッサージしたりするだけで、ポカポカしてくるんです。

とは言え、冷え性を根本的に改善するには、まだまだ時間がかかりそう。ゆるく長く続けていこうと思います。

静脈の血流を良くすると、体全体の調子が整ってくるので、あなたも是非試してみてくださいね。