イヤイヤ期がひどいの!接し方や対応&イライラしない10のコツを伝授!

イヤイヤ期の子供は、その名の通りちょっとしたことで「イヤッ!」と拒否して、ママを困らせます。

小さな子供のイヤイヤに、心底イライラするときってありますよね。イヤイヤとイライラが重なって、ストレス値はマックスです。

だけど、子供は決してママを困らせたいわけではありません。子供にだって、イヤイヤする理由があるんですよ。

どうしてイヤイヤするのかわかれば、解決策が見えてきます。そこで今回は、イヤイヤ期について解説し、イライラしないコツを伝授します。


イヤイヤ期とは?

イヤイヤ期とは、子供の自我が芽生える時期を意味します。

寝て飲んで泣くだけだった赤ちゃん時期とは違い、成長した子供は、「こうしたい!」と、自分の意志を自覚するようになるのです。

しかし、小さな子供の世界では、大人の都合が付きまといます。親の許可がなければ、自分のやりたいようにできないのです。

どんなにお外で遊びたくても、親の用意が追い付かなければ、家にいるしかありません。

もちろん、そんなことを小さな幼児が理解できるはずもなく、「お外で遊びたい~!」と、必死で自己主張します。これが、第一反抗期となるイヤイヤ期です。

編集部
個人差はありますが、イヤイヤ期は1~3歳頃で、「魔の2歳児」という表現があるように、最もイヤイヤ期が酷くなるのは2歳と言われています。

イライラしないイヤイヤ期の過ごし方10のコツ

あなたにとって、子供のイヤイヤ期は育児の戦国時代かもしれません。
毎日子供のイヤイヤと付き合って疲れるし、やるべきことはたまる一方でイライラするし、とっても大変です。

だけど、通り過ぎて見ると、イヤイヤ期は子供の可愛い盛りでした。「なぜ、わずか2歳の子供に、あそこまで大人げなくイライラしたんだろう…」と、自分を振り返ると思います。この経験があるからこそ、2人目の育児は大らかでいられました。

今、イヤイヤ期にイライラの爆発を必死で抑えているあなたのために、イライラしないイヤイヤ期の過ごし方のコツを伝授します。

1.イヤイヤのメカニズムを理解する

まず、やるべきは子供がイヤイヤするメカニズムを理解すること。

育児で疲れていると、子供のイヤイヤを「嫌がらせかっ!?」と思うくらいイライラしますが、理由がわかれば対処法も見えてくるので、無用なイライラを避けられます。

イヤイヤ期の子供がイヤイヤするメカニズムは、大抵このパターンのどれかです。

  • 理想と現実のギャップに耐えられない(上手にできるイメージを持ってトライしたことに失敗して、上手くできないのがイヤッ!)
  • 自分が今やりたいという意思を貫きたい(大人の都合など理解できるはずもなく、やりたい→やれない→イヤッ!)
  • ただただ疲れた、もしくは眠いだけ(コントロール不能状態でなんでもイヤッ!)
  • 本気の拒否(恐い、キライなど)
  • 遊びが足りずに欲求不満でパワーが余っている
  • 誤学習している(イヤイヤすれば応じてもらえると勘違いしている)

子供のイヤイヤが始まったら、観察して何が理由なのかを考えましょう。

2.イヤイヤ期の年齢の発達を理解する

イヤイヤ期の子供と上手に過ごすには、この月齢の子供の発達を理解するのも必須です。
なぜならば、発達に合わせた対応をしないと、効果が薄いからです。

例えば、イヤイヤ期真っただ中の2歳児の知能の発達には、以下のような特徴があります。

  • 大小の理解はできても数の概念はあいまい
  • 2語文程度は復唱できるが、意味を理解しているとは限らない
  • 簡単な指示はわかるが、長い文章での指示の理解は困難
  • 身の回りの名称の理解が深まるが、使い方まで理解しているとは限らない

これを理解していないと「後3回でおしまいよって言ったでしょ!」などと、無駄な叱り方をして、親子でストレス満載になってしまいます。

イヤイヤ期の過ごし方は、親が子供に合わせて、わかりやすく接するのがコツです。

3.子供に求めるハードルを低くする

個人差が大きいのが子供の発達です。
発達の知識を得て、「うちの子は今2歳だから、これはできるはず!」と、焦って子供に色々習得させようとすると、あなたも子供も追い詰めてしまいます。

子供は自分の苦手なこと、興味のないことをやりたがりません。

この当たり前の前提を踏まえて、イヤイヤ期は子供に求めるハードルを、ググッと低く設定しましょう。

子供の笑顔が見られたら、自分と子供に100点をあげてください。焦らなくても大丈夫。子供はいつのまにか成長します。

4.生活リズムを整えてルーティン化する

イヤイヤ期の子供は、数の概念はもちろん、まだ時間の概念もあいまいです。
だからこそ、生活リズムを整えて、ある程度ルーティン化しましょう。

時間の概念があいまいでも、毎日の生活の流れが一定ならば、子供は「次は何をやるのか」を、漠然と理解できます。
これが、子供の安心感につながります。

例えば、お外大好きな子供は、「今日は外に遊びに行けるのか」「遊びに行きたいと主張しないと、連れてってもらえないのではないか」と不安です。

でも、毎日外で遊べる時間があると理解できれば、「待っていれば連れてってもらえる」と安心できます。

編集部
この安心感が、無用なイヤイヤを減らしてくれるのです。

5.思う存分遊ばせて子供の体力を消耗させる

子供は遊びに貪欲です。起きている時はずっと遊んでいたい子供もいます。
そのため、遊びが足りないと、気持ちが満たされず、だけど体力は余っているので、イヤイヤが激しくなります。

イヤイヤ期は体力がつく時期でもあるので、遊びが足りないと、寝る時間が短くなることもあります。

起きている時間が長くて、しかもイヤイヤが増えたら、親はイライラし、負のスパイラルに陥ります。

これを解決するには、思う存分子供を遊ばせて、体力を消耗させるしかありません。
「これも仕事の1つ」と考えて、生活リズムの中に、子供をしっかり遊ばせる時間を取り入れましょう。

6.子供が安心して遊べる場所を探す

子供を思いっきり遊ばせるには、安心して遊ばせる場所の確保が必要です。

出歩いたり、インターネットで情報を収集したりして、親子で気軽に行ける遊びスポットをいくつか確保しておくと、イヤイヤ期の育児が楽になります。

2歳前後の子供が遊ぶのに最適な場所を、いくつか紹介しましょう。

  • 近くの公園
  • 子育て支援センター、子育て支援事業拠点
  • ショッピングモールなどのキッズスペース
  • 幼稚園や保育園の園庭開放

この他、お金はかかりますが、習い事を始めるのも良いでしょう。
ただし、子供が進んで通ってくれる場合に限ります。
親同士の交流も広がって、同じ悩みを共有でき、気持ちが軽くなります。

7.「帰りたくない!」のイヤイヤは時間を決めて強制終了

イヤイヤ期の子供は、たっぷり遊ばせても、すんなり帰ってくれるほど簡単ではありません。

遊びが楽しい→もっと遊びたい→帰りたくない→遊び過ぎて疲れる→わけがわからなくなる→イヤイヤ最強

これは、イヤイヤ期あるあるです。

この時期の子供に「あと1回でおしまいね」と言っても、効果は期待できません。
だから、前もって「そろそろ帰るよ~」とアナウンスしておき、帰る時間になったら、子供が「帰りたくない!」とぐずっても、強制終了で連れて帰るのが正解です。

編集部
「帰りたくない!」に付き合っても、グダグダになるだけです。
イヤイヤ期では、子供が笑顔で「帰る~」と言うのを期待してはいけません。
親の都合で切り上げましょう。

8.ストレスになる場所を避ける

子供を遊ばせるのは大切ですが、あなたがストレスになるような場所なら、行かないのが賢明です。

人によって、苦手な場所がありますよね。例えば、「私が人見知りだから、支援センターは緊張して辛い。でも、子供のために行かなくちゃ!」と、がんばる必要はありません。親のストレスは、イヤイヤ期の育児をしんどくするだけです。

その他、「買い物が大変過ぎる」というのは、イヤイヤ期あるあるですよね。買い物は必要だけど、あなたのストレスになるならば、週末子供を夫に任せて1人で買い出しに行ったり、ネットスーパーを使ったりして、行かない工夫をすると良いでしょう。

多少割高になっても、それで育児が楽になるなら良しとすべきです。

編集部
イヤイヤ期の過ごし方は、子供のハードルを低くするだけではなく、あなた自身のハードルも低く設定するのがポイントです。

9.家事炊事を手抜きする

子供がどんなにイヤイヤしても、最低限の家事炊事は必要ですよね。ならば、最低限だけしておきましょう。

家事や炊事がどんどんたまっていくのは、イヤイヤ期にイライラする原因の1つです。イライラするくらいなら、この時期の家事炊事は手抜きすれば良いのです。

編集部
栄養が多少偏ろうが、部屋にホコリが積もろうが、大した影響はありません。

家事炊事にカンペキを求めて、ストレスを積み上げる方が、よっぽど健康に良くないのだと、開き直ってしまいましょう。

10.イヤイヤしているときに家事炊事をあえてする

「どんなに手抜きしても、子供がイヤイヤして、何も進まず結局やることが溜まっていく…」

この悩みは、あなたの生活スタイルを変えれば、即座に解決できます。子供が機嫌良いときではなく、イヤイヤしているときに家事炊事をあえてすれば良いのです。

イヤイヤギャーギャーしている子供には「今お仕事だから、ごめんね~」と声をかけつつ、サクサク家事炊事を片付けてしまいましょう。子供は泣かせておいても大丈夫です。

そもそも、第二子以降は姉や兄の都合に振り回されて、泣いている子供に手が回らないのは当たり前。

子供も意外と冷静で、泣きながらも「今ママは仕事をしていて、自分のところにこられない」と感じ取ります。

子供の誤学習を防ぐためにも、やるべきことがあるなら、そちらを優先して良いのです。

編集部
ただし、イヤイヤするのではなく、子供が笑顔で話しかけてきたときは、少し手を休めて相手をしてあげてくださいね。

癇癪(かんしゃく)が酷くイヤイヤ期が辛いときの対処法

色々な対策をとっても、イヤイヤ期の癇癪が酷く、あなたが精神的に辛くなってしまったら、悩みを1人で抱えないでください。

まずは、夫や両親など、身近な人に相談したり、助けを求めたりしましょう。
リフレッシュのために、一時保育を利用するのも良いでしょう。
子育ては、みんなでするものです。

それでも、イヤイヤ期の癇癪が酷過ぎて、どうしても気になるようなら、専門家への相談も視野に入れましょう。

最も身近で敷居が低いのは、自治体が行う発達相談です。
保育士や心理士など、有資格者があなたの悩みを聞いてくれます。

必要ならば、子供の発達段階に合った対処法を教えてもらえます。

イヤイヤ期は成長の通過点です!

ママをてこずらせるイヤイヤ期は、我が子が順調に成長している証でもあります。自我が芽生えて、自己主張できるのは、とてもすばらしいことです。

もう少し大きくなって、集団生活が始まった時に、いやなとき、困ったときに自己主張できないと、子供が辛い状況になってしまいます。今、子供がイヤイヤするのは成長の通過点で、必要な通り道なのです。

とは言え、イヤイヤ期の育児はストレスフルですよね。だから、無理をせずに、あなたの体と心の健康を第一にしてください。

そして、イヤイヤ真っ盛りの我が子の動画を、ぜひ残してください。きっと、あなたにとって素敵な思いでの宝物になります。