獣医師が選ぶ子猫用キャットフードおすすめ6選【通販&市販】

子猫のキャットフードといっても、何を基準に選んだら良いのかわからないという飼い主さんは多いと思います。

そこで、子猫のキャットフードを選ぶ時のポイントから、なぜ、子猫用のご飯を食べさせなければいけないのか、いつ頃から切り換えればよいのか、おすすめのキャットフードや、切り替え方まで、子猫のご飯の悩みを獣医師である私が一気に解説していきます。

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獣医師が教える子猫用キャットフードの選び方

子猫は、生後30日の哺乳期を過ぎると、1歳までが「成長期」とされています。

成長期の子猫に必要なエネルギーは、なんと成猫の3倍以上です。
この時期は、その名の通り、猫の成長にとって、とても大切な期間で、この時期にしっかりと必要な栄養を摂取できたかどうかが、その後の健康に大きく影響すると言われています。

子猫用キャットフードを選ぶ時のポイント

良質な動物性たんぱく質が豊富

猫の主なエネルギー源は、「たんぱく質」です。

たんぱく質は、血液、筋肉、皮膚、被毛、免疫の維持など、生命活動全てに関わる大切な栄養素です。
ただ、単に、たんぱく質が多ければ良いという事ではありません。

たんぱく質には肉や魚が原料の「動物性たんぱく質」と、大豆などが原料の「植物性たんぱく質」があります。

猫は元々肉食動物なので、動物性たんぱく質を効率よく消化吸収し、エネルギーに変える事は出来ますが、植物性たんぱく質の消化は苦手で、量を食べていても、それに見合った量のエネルギーを生み出せません。

「たんぱく質」が動物性由来であるという事が重要です。

さらに、動物性たんぱく質の内容も重要です。
粗悪なキャットフードには「4Dミート」と言われる、本来人間が食べずに捨ててしまうような、「畜殺場廃棄物」が使用されていることがあります。

何を見たら判断できるのかと、ご不安かと思いますが、きちんとキャットフードの裏の成分表を確認すると、ある程度は推測できます。

注意

原材料の項目に

  • バイプロダクツ(肉副産物)
  • ミール(肉粉)
  • ミートボーンミール(肉骨粉)
  • 消化物
  • パウダー
  • 肉類

などと書かれ、「どの動物のどのような肉が使用されているのか」見てすぐにわからないような材料の場合は注意が必要です。

いくら「動物性たんぱく質」が多くても、粗悪な材料で作られているものでは、子猫の成長に良いはずがありません。

原材料は、内容量の多い順に記載されていることがほとんどなので、魚や肉などが一番に記載されているものを選ぶようにすると良いでしょう。

獣医師が読み解く危険なキャットフードの特徴~原材料・成分・添加物~

2019.02.21
高カロリー

効率よく、大量のエネルギーを作り出せるのが「脂質」です。

高カロリーと効くと、脂ギトギトで体に悪そうと思ってしまうかもしれませんが、子猫のフードは、たんぱく質が多く含まれていることで、同時に脂質も高くなっているだけで、油を余計に添加しているというわけではありませんので、高カロリーでも過剰に太るという心配はいりません。

穀物がなるべく少ないもの、できればグレインフリーフード

先ほども述べた通り、猫は肉食動物なので、穀物(米・小麦・トウモロコシなど)を腸でうまく消化できません。

穀物は、キャットフードのかさ増しによく使われますが、特に子猫は、消化器官がまだ発達していない為、できる限り負担にならないように穀物が少ないものを選ぶようにしましょう。

原材料には、入っているかいないかはわかっても、どのくらいの量が入っているのかということまでは分かりません。
その場合は、穀物が一切入っていない「グレインフリー」のフードを選ぶと確実です。

無添加のキャットフード

キャットフードにはフードの劣化や酸化を防ぐために、添加物が含まれています。

ビタミンEなどの天然由来の物であれば、問題ありませんが、人工添加物の中には発がん性があるといわれているものや、アレルギーの原因になるものもあります。

できるだけ天然由来の添加物のみが使用されているものを選んであげましょう。

プレミアムフードを選ぶのが手っ取り早い

プレミアムフードとは、一般的には、グレインフリーで、人間が食べられる(ヒューマングレード)材料のみを使用し、人工添加物(保存料、発色剤、酸化防止剤)をほとんど使わずに作られたキャットフードのことをさします。

子猫のフードを選ぶ基準として最低限の項目をクリアしていますので、どのフードを選べばよいのか自己判断が難しいという場合は、プレミアムフードを選んでおけば、ほぼ問題ありません。

ただ、プレミアムフードと名乗るのに、明確な基準や審査、審査機関がないため、穀物の代わりに豆類でかさ増しをしていたり、低品質な商品だったりするにもかかわらず、プレミアムフードと名乗っているフードも存在します。

フードの内容については念のため、しっかりと自分の目で確認するようにしましょう。

田上獣医師
動物病院の先生にフードを持って行って確認してもらう事もできますので、お気軽にご相談くださいね。

【獣医師が選ぶ】子猫用キャットフードおすすめ6選!

ジャガーキャットフード

ジャガーキャットフード
商品名 ジャガーキャットフード
分類 総合栄養食
対応年齢 子猫~シニアまで
内容量 1.5㎏
通常価格 4,280円/1.5㎏
定期コース 3,852円/1.5㎏
解約縛り なし
原材料 骨抜きチキン生肉、鴨生肉、乾燥チキン、乾燥鴨肉、生サーモン、生マス、じゃがいも、卵、サツマイモ、エンドウ豆、チキンレバー、鶏脂、チキングレイビー、タウリン、DL-メチオニン、アルファルファ、エンドウ豆繊維、サーモンオイル、ミネラル類(アミノ酸水和物亜鉛キレート、アミノ酸水和物鉄キレート、ヨウ化カリウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンC)、クランベリー、アサイー、ブルーベリー、マルベリー、リンゴ、トマト、オレンジ、梨、ニンジン、ホウレンソウ、カリフラワー、マリーゴールド、海藻、朝鮮ニンジン、緑茶、ショウガ、プロバイオティクス、L-カルニチン
エネルギー 383.5kcal/100g
栄養成分 粗たんぱく質:40.00%、脂質:20.00%、粗繊維:3.00%、粗灰分:9.0%
原産国 イギリス
販売会社 株式会社レティシアン

※価格は税別

ジャガーキャットフードの特徴
新鮮なチキンや鴨肉、サーモン、マスをたっぷりと使い、動物性タンパク質が80%以上の高タンパク質のキャットフードです。

ヒューマングレードの食材を使い、穀物一切不使用の「グレインフリー」というだけでなく、スーパーフードである「アサイー」「マルベリー」や、古くから和漢として知られる「朝鮮人参」を贅沢に配合したリッチなフードで、食を通して愛猫との豊かな生活に貢献します。

カナガンキャットフード

カナガンキャットフード
商品名 カナガンキャットフード
分類 総合栄養食
対応年齢 子猫~シニアまで
内容量 1.5㎏
通常価格 3,960円/1.5㎏
定期コース 3,564円/1.5㎏
解約縛り なし
原材料 乾燥チキン35.5%、骨抜きチキン生肉25%、サツマイモ、ジャガイモ、鶏脂4.2%、乾燥全卵4%、チキングレイビー2.3%、サーモンオイル1.2%、ミネラル類(硫酸亜鉛一水和物、硫酸第一鉄水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、アルファルファ、クランベリー、タウリン、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ
エネルギー 390kcal/100g
栄養成分 粗たんぱく質:37.00%、脂質:20.00%、粗繊維:1.50%、粗灰分:8.50%、水分:7.00%、オメガ6脂肪酸:2.99%、オメガ3脂肪酸:0.82%、リン:1.40%、マグネシウム:0.09%、ナトリウム:0.80%、カルシウム:1.58%、カリウム:0.70%
原産国 イギリス
販売会社 株式会社レティシアン

※価格は税別

カナガンキャットフードの特徴
主原料に良質な動物性タンパク質であるチキンを60%以上も使用した、子猫が消化しやすいキャットフードです。
穀物だけでなく、豆類も一切使わない、正真正銘の「グレインフリー」フードです。

新鮮な食材のみを使っているので安全面での不安もありません。
生物学的に最適とされる、キャットフードの成分配分率を追求した一品です。

シンプリーキャットフード

シンプリーキャットフード
商品名 シンプリーキャットフード
分類 総合栄養食
対応年齢 子猫~シニアまで
内容量 1.5㎏
通常価格 3,960円/1.5㎏
定期コース 3,564円/1.5㎏
解約縛り なし
原材料 骨抜き生サーモン(31%)、サツマイモ、乾燥ニシン(12%)、乾燥サーモン(11%)、ジャガイモ、サーモンオイル(8.1%)、乾燥白身魚(6.5%)、生マス(4.65%)、サーモンスープ(2.3%)、ミネラル類(硫酸亜鉛一水和物、硫酸第一鉄水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、アルファルファ、クランベリー、タウリン、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ
エネルギー 380kcal/100g
栄養成分 粗タンパク質:37.00%、脂質:20.00%、粗繊維:1.50%、粗灰分:9.50%、水分:7.00%、オメガ6脂肪酸:1.33%、オメガ3脂肪酸:3.89%、カルシウム:1.89%、リン:1.32%、カリウム:0.60%、マグネシウム:0.13%、ナトリウム:0.80%
原産国 イギリス
販売会社 株式会社レティシアン

※価格は税別

シンプリーキャットフードの特徴
原材料の73%にサーモン、ニシンなど主に魚を使用した、高タンパク質のキャットフードです。
ヒューマングレードの原材料を使用し、人工添加物不使用、穀物を一切使用しない「グレインフリー」のプレミアムフードで、豆類も一切使用していません。

尿路結石を予防する「クランベリー」や「サツマイモ」「オリゴ糖」などの食物繊維豊富で、猫の健康をサポートします。

アカナ ワイルドプレイリーキャット

アカナ ワイルドプレイリーキャット
商品名 アカナ ワイルドプレイリーキャット
分類 総合栄養食
対応年齢 子猫~シニアまで
内容量 340g/1.8kg/5.4kg
通常価格 1,080円/340g
5,012円/1.8kg
12,096円/5.4kg
原材料 新鮮鶏肉(9%)、新鮮七面鳥肉(9%)、新鮮鶏内臓(レバー、ハツ、腎臓) (9%)、鶏肉ミール(8%)、七面鳥肉ミール(8%)、丸ごとニシンミール(8%)、丸ごとグリンピース、丸ごと赤レンズ豆、丸ごとヒヨコ豆、鶏脂肪(5%)、新鮮全卵(4%)、新鮮天然ウォールアイ(4%)、新鮮天然トラウト(4%)、新鮮七面鳥内臓(レバー、ハツ、腎臓) (4%)、丸ごと緑レンズ豆、丸ごとピント豆、丸ごとイエローピース、タラ油(2%)、日干しアルファルファ、乾燥鶏軟骨(1%)、乾燥ブラウンケルプ、新鮮カボチャ、新鮮バターナッツスクワッシュ、新鮮パースニップ、新鮮グリーンケ―ル、新鮮ホウレン草、新鮮カラシ菜、新鮮カブラ菜、新鮮ニンジン、新鮮レッドデリシャスリンゴ、新鮮バートレット梨、フリーズドライレバー(鶏と七面鳥)(0.1%)、新鮮クランベリー、新鮮ブルーベリー、チコリー根、ターメリックルート、オオアザミ、ごぼう、ラベンダー、マシュマロルート、ローズヒップ
エネルギー 410kcal/100g
栄養成分 たんぱく質:37.0%以上、脂肪:20.0%以上、繊維:3.0%以下、灰分:7.0%以下、水分:10.0%以下 オメガ6:2.9%以上、オメガ3:0.9%以上、リン:1.1%以上、マグネシウム:0.1%以下、カルシウム:1.5%以上、タウリン:0.15%以上
原産国 カナダ
輸入者 有限会社アカナファミリージャパン

※価格は税込

アカナ ワイルドプレイリーキャットの特徴
新鮮な鶏肉や七面鳥、ラム、ニシン、サーモンなど、肉と魚の含有量が70%を占め、猫にとって必要な栄養素がしっかり詰まった、オールステージ対応のスーパープレミアムフードです。

穀物や人工添加物不使用の高たんぱく質かつ低炭水化物のフードです。
生物学的に適正なフードを目指し厳選した原材料が使われています。

オリジン キャット&キトゥン

オリジン キャット&キトゥン
商品名 オリジン キャット&キトゥン
分類 総合栄養食
対応年齢 子猫~高齢猫まで
内容量 340g/1.8㎏/5.45㎏
通常価格 1350円/340g
6300円/1.8㎏
15000円/5.45㎏
原材料 新鮮骨なし鶏肉(20%)、乾燥鶏肉(15%)、新鮮鶏レバー(4%)、新鮮丸ごとニシン(4%)、新鮮骨なし七面鳥肉(4%)、乾燥七面鳥肉(4%)、新鮮七面鳥レバー(3%)、新鮮全卵(3%)、新鮮骨なしウォールアイ(3%)、新鮮丸ごとサーモン(3%)、新鮮鶏ハツ(3%)、鶏軟骨(3%)、乾燥ニシン(3%)、乾燥サーモン(3%)、鶏レバー油(3%)、鶏肉脂肪(2%)、赤レンズ豆、グリンピース、緑レンズ豆、日干しアルファルファ、乾燥昆布、カボチャ、バターナッツスクワッシュ、ホウレン草、ニンジン、リンゴ、梨、クランベリー、チコリー根、タンポポ根、カモミール、ペパーミントリーフ、ジンジャールート、キャラウェイシード、ターメリック、ローズヒップ、フリーズドライ鶏レバー、フリーズドライ七面鳥レバー、フリーズドライ鶏肉、フリーズドライ七面鳥肉、発酵乾燥腸球菌フェシウム+ビタミン&ミネラル
※新鮮搬送、防腐剤不使用
栄養添加物:ビタミンA:、ビタミンD3、E1(鉄)、E2(ヨウ素)、E4(銅)、E5 (マンガン)、E6 (亜鉛)、E8 (セレン)
エネルギー 406kcal/100g
栄養成分 粗タンパク質:42.%、脂質:20%、粗繊維:3%、粗灰分:8%、カルシウム:1.4%、リン:1.1%、マグネシウム:0.09%、タウリン:0.25%、オメガ6脂肪酸:2.5%、オメガ3脂肪酸:1.8%、DHA:1%、EPA:0.7%
原産国 アメリカ
販売会社 株式会社オリジンジャパン

※価格は税別

オリジン キャット&キトゥンの特徴
鶏肉、七面鳥、ニシン、サーモンなど、バラエティ豊かな新鮮な丸ごと肉や魚を使用し、動物性タンパク質が90%以上の高たんぱく、高脂質のフードで、栄養要求量の多い子猫におすすめのフードです。

植物性タンパク質を一切使用せず、猫の消化管に負担をかけず効率的に消化できるフードです。
野生の猫の食事と同じく、炭水化物を抑え、低GIのカボチャや果物を使用することで、体重コントロールや血糖値をサポートします。

ロイヤルカナン キトン

ロイヤルカナン キトン
商品名 ロイヤルカナン キトン
分類 総合栄養食
対応年齢 生後12ヶ月齢まで
内容量 400g/2㎏/10㎏
参考価格 950円/400g
3931円/2㎏
14872円/10㎏
原材料 肉類(鶏、七面鳥)、米、植物性分離タンパク*、動物性脂肪、とうもろこし粉、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、小麦粉、コーングルテン、酵母および酵母エキス(マンナンオリゴ糖及びβ-グルカン源)、ビートパルプ、植物性繊維、魚油(EPA/DHA源)、大豆油、フラクトオリゴ糖、サイリウム、マリーゴールド抽出物(ルテイン源)、アミノ酸類(L-リジン、タウリン、DL-メチオニン、L-カルニチン)、ゼオライト、β-カロテン、ミネラル類(K、Cl、P、Mg、Ca、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、葉酸、ビオチン、B12)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)*超高消化性タンパク(消化率90%以上)
エネルギー 409kcal/100g
栄養成分 たんぱく質:34.0%以上、脂質:16.0%以上、粗繊維:3.3%以下、灰分:8.5%以下、水分:6.5%以下、食物繊維:7.2%
原産国 フランス
販売会社 ロイヤルカナン ジャポンInc.
ロイヤルカナン キトンの特徴
子猫の栄養要求量に答えるために高カロリーに作られており、ビタミンEなどの抗酸化成分、消化性の高いタンパク質と食物繊維の配合で、腸内細菌バランスを整え、健康的な免疫力や消化の維持をサポートします。

タンパク質やビタミンや、ミネラルを適切に配合し、子猫の骨と筋肉の発達をサポートします。

子猫用キャットフードQ&A

子猫用キャットフードの選び方がわかれば、次は与え方ですね。

いつから与えたら良いの?切り替え方は?などわからない点が出てきたと思いますので、ここでそれを解消しておきましょう!

子猫用キャットフードはいつから与えれば良い?

子猫は、生後3~4週間の間はミルクだけで育ち、その後、歯が生え始めるタイミングで離乳食をスタートします。
子猫用キャットフードは基本的に、ミルクの終わった生後2ヶ月から与えられます。

専用の離乳食を間に挟む場合は、離乳食は大体2.3ヶ月まで与え、その後は子猫用のキャットフードに移行していくというのが本来の流れです。

しかし、専用の離乳食を与えずに、ミルクからすぐにふやかした子猫用キャットフードに移行することもできます。

【獣医師厳選】子猫用ミルク・離乳食おすすめ9選!飲ませ方や量・飲まない時の対処法・代用品まで

2019.03.09
子猫用フードへの切り替え方は?

先ほども述べた通り、離乳食は生後約3ヶ月程度を目安に、子猫用フードに切り替えていきます。

体格や、食べ方によっては4ヶ月程度までは離乳食を続けたり、ふやかしたままの状態で与え続けたりすることもあります。
基本をベースに、猫ちゃんにあわせて調整してあげて下さい。

基本編(離乳食をあげていた場合)
生後4週齢~

ミルクだけの期間が終わったら、離乳食をスタートします。
粉ミルクは直接粉のままフードに混ぜたり、補足として飲ませ続けたりしても大丈夫です。

2ヶ月齢~

2ヶ月齢を過ぎたら、子猫用ドライフードをふやかしたものを離乳食に混ぜていきます。
最初は、ドライフードは数粒から始め、段々と量を増やしていきます。

ドライフードを増やした分は、カロリーが多くなりすぎないように、離乳食の量を減らします。
ドライフードを加える割合としては以下を目安にして下さい。

離乳食 子猫用キャットフード
1日目 100% 数粒
2日目 90% 10%
3日目 80% 20%
4日目 70% 30%
5日目 60% 40%
6日目 50% 50%
7日目 40% 60%
8日目 30% 70%
9日目 20% 80%
10日目 10% 90%
11日目 0% 100%
2ヶ月半齢~

約10日から14日程度かけて離乳食を終了し、ドライフードのふやかしのみにします。
切り替えの後半からは、ドライフードのふやかし具合は、段々と硬さが残るように調節していきます。

3ヶ月齢~

3ヶ月をすぎたら、ふやかさないままのドライフードに完全に切り替えて大丈夫です。
ふやかしのフードの方が好きな場合は、ふやかしたまま与えても問題ありません。

フードの切り替え時に嘔吐や下痢が出たらどうすれば良いの?

フードを切り替えた時に嘔吐や、軟便、下痢が出たからといって、すぐに与えたキャットフードが体質に合っていないとは判断できません。
食べ慣れないフードで、お腹がびっくりしているだけの可能性もあります。

一般的に、新しいフードが猫に合っているか判断するのは、2.3ヶ月かかると言われています。
もし、切り替えている途中に軟便や下痢になってしまった場合は、加えるフードの量を一度減らして与えてみて下さい。

完全に切り替えた後に軟便が続く場合でも、2.3ヶ月食べ続ける事で落ち着いてきてくれることがほとんどです。

田上獣医師
ただ、下痢の程度によっては薬が必要なこともありますので、自己判断はせず、病院の先生に相談してみましょう。

【獣医師が解説】猫が吐く!危険な嘔吐と生理的な嘔吐の見分け方や病院に行く目安

2019.02.06
成猫用キャットフードとの違いはどこ?
「子猫用」と「成猫用」のキャットフードの違いは、主に、「たんぱく質の量」と「カロリー」です。

1歳位までの成長期の子猫は、「たんぱく質」と「カロリー」を多く必要とします。
そのため、子猫用のキャットフードは、成猫用キャットフードに比べて「たんぱく質」が豊富に含まれ、「高カロリー」に作られています。

子猫に成猫用のフードを与えても良いの?
子猫が、成猫のフードを食ベてしまったとしても、問題はありません。
しかし、子猫にはたくさんの栄養が必要で、成猫用のフードだけを与え続けていると、栄養不足を起こしてしまいます。

見た目の大きさが大きくならない、体重が増えないという事だけでなく、骨密度が低下したり、内臓にも影響を及ぼしたりするので、必ず子猫には子猫用フードを与えるようにしてください。

1日の給餌量と回数の目安は?

与えるキャットフードによって、与える量や回数は異なりますので、基本的にはパッケージに記載されている量を基準にしてください。

子猫が1日に必要なカロリーは以下の通りですが、フードによっては、吸収や消化に違いがあり、必ずしも月齢通りのカロリー量にはなっていません。

以下は、一般的な目安ですので、必ず、それぞれのパッケージを参考にしてくださいね。

月齢 体重 1日の給与回数 1日の必要カロリー
1-2ヶ月 0.4-1.0㎏ 1日4~5回 体重×200kcal
2-4ヶ月 1.0-2.0㎏ 1日3~4回
4-6ヶ月 2.0-3.0㎏ 体重×150kcal
6-8ヶ月 3.0-3.5㎏ 1日2~3回 体重×100kcal
8-12ヶ月 3.5-4.0㎏ 1日2回 体重×80kcal
キャットフードの前に離乳食を与えた方が良いの?

離乳食も子猫用フードもたんぱく質の量に関しては大きな違いはありません。
わかりやすく違いを表にしました。

離乳食と子猫用キャットフードの違い
離乳食
生後1カ月齢~4ヵ月齢
子猫用
生後4カ月齢~12ヵ月齢
たんぱく質 32%以上 34%以上
脂質 23%以上 16%以上
繊維 2.9%以下 3.3%以下
灰分 8.1%以下 8.5%以下
食物繊維 6.40% 7.20%
カロリー 442kcal/100g 401kcal/100g

異なる点としては、月齢の小さな子猫は、一回量を食べられないため、少ない量でしっかり栄養が取れるように、子猫用キャットフードよりもさらに高カロリーに作られているという点です。

また、消化機能が未熟な子猫のお腹に負担にならないように配慮されていたり、免疫力をサポートする機能が添加されていたりします。

ミルクから、いきなり子猫用フードに切り替えても栄養的には問題ありませんが、間に離乳食を挟んであげる事で、より優しく子猫の成長をサポ―トできます。

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2019.03.09
子猫用キャットフードを食べない時は?

子猫用キャットフードは離乳食よりも食い付きが悪いという事は良くあります。

しばらくは、離乳食を、ドライフード全体にしっかり混ぜながら食べさせたり、子猫用キャットフードにも缶やパウチなどウエットフードがありますので、ドライフードにこだわる必要はありません。

ただ、ドライフードには歯石を予防したり、歯肉を鍛えたりする効果もありますし、夏場はウエットフードは傷みやすいので、徐々にドライフードに切り替えていくようにしましょう。

食べないと、おいしいものを出してもらえると学習してしまうと、わざと食べなくなることがありますので、食べなくても一定の時間は手を出さないという根気比べが必要になる事もあります。

基本的にはドライフードを食べさせるようにしていきましょう。

成猫用キャットフードへの切り替えの時期は?

多くのキャットフードメーカーでは、生後12カ月を目安に成猫用のキャットフードに切り替えるように推奨されています。
これは、猫の成長が一段落し、栄養要求量が少なくなるためです。

今までのように高たんぱく、高脂質のご飯を食べ続けると、太ってしまう事があります。

12ヶ月を過ぎたら子猫用を絶対に食べてはいけないということではありません。
痩せ気味や体格の小さい子などは、しばらく子猫用を続けていくこともできます。

田上獣医師
猫の状態や体格、体形などを観察しながら切り替えの時期を決めてあげましょう。
自分での判断が難しい場合は、獣医師に気軽に聞いてくださいね。

まとめ

子猫にどのようなキャットフードを与えようかと、インターネットでキャットフードを調べると、広告収入を得るために特定のフードを過剰にお勧めしていることがあります。

中には、販売促進のために良い事ばかりが書かれている事もあるでしょう。
そのようなフードには不信感を抱いてしまうかもしれません。

しかし、数あるキャットフードの中には、本当に良いキャットフードが間違いなくあります。

広告や評判、口コミに踊らされることが無いように、子猫とってはどのようなフードを与える事が最適で、フードのどこをチェックすればよいのか、自分で勉強することで、評判や広告を参考程度に、最終的には自分自身で最適なフードを選べるはずです。

子猫にとって大切な「成長期」に与えるフードで、子猫の一生が左右されると言っても過言ではありません。
子猫にとって最高のフードを選んであげて下さいね!

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