【獣医師厳選】子猫用ミルク・離乳食おすすめ9選!飲ませ方や量・飲まない時の対処法・代用品まで

生後4週間までの子猫は、ミルクだけを飲んで成長します。
野良猫を拾ったり、母猫が育児放棄したり、ミルクが必要となるような状況は突然訪れます。

子猫を育てるのが初めての場合、ミルクにはどのような種類があるのか、どれくらいの回数や量をあげればよいのか、何もわからないですよね!

準備するもの、与え方など一般的なことから、ミルクを飲まない時の対策、離乳食への切り替え時期など、読むだけで子猫のお世話が一通りできるように、解説していきます!
おススメのミルクや離乳食も最後にご紹介しますので、参考にしてください。

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子猫に牛乳は絶対に与えないで!!!

猫に牛乳はダメ

猫を拾ったら、とにかく、温めた牛乳を飲ませよう!と思う方も多いのではないでしょうか?
しかし、安易に子猫に牛乳を飲ませてはいけません。

牛乳に含まれる乳糖という成分を、多くの猫は消化できず、下痢をしてしまいます。
ましてや、体力のない衰弱した子猫の場合は、下痢だけで命を落としてしまう事もあります。

子猫用ミルクは猫に安全なだけでなく、子猫に必要な栄養もバランスよく配合されていますので、牛乳は飲ませず、必ず猫用ミルクを使用しましょう。

下痢をしなかった場合は大丈夫?
牛乳を飲んでも下痢をしない猫もいます。

しかし、人間用の牛乳だけでは、子猫にとって必要な栄養が不足してしまい、継続的に与えると子猫は栄養失調になってしまいます。
必ず猫用ミルクを使用して下さい。

子猫用ミルクの選び方と準備するもの

生まれてすぐから、離乳食の始まる約4週齢までは、ミルクが唯一の栄養源です。
量はまだあまり飲めませんので、高タンパク・高脂肪(高カロリー)のものを選びましょう。

粉ミルクと液体ミルク

猫用のミルクには、粉ミルクと液体ミルクがあります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。

粉ミルク

粉末状のミルクをお湯で溶かすタイプのミルクです。

  • 「総合栄養食」が多い
  • 保存がききやすい
  • 量の調整がしやすい
  • 液体ミルクより価格が安いことが多い
  • 作る手間がかかる
液体ミルク

温めてそのまま与えることのできるタイプのミルクです。
猫専用なので、お腹に負担になる乳糖は含まれていません。

  • 一度開封すると長期保存が出来ない
  • 災害時などお湯の準備ができない時でも与えられる
  • 総合栄養食が少ない
田上獣医師
栄養補助食や、一般食、スナックなど、それだけでは子猫の栄養が不足してしまう分類のミルクが多く、総合栄養食の液体ミルクはとても少ないです。

子猫用ミルクを選ぶ時にとても重要なポイント

子猫用と記載のあるミルクでも、0日から与える事が可能かパッケージの記載を必ず確認をしてください。

「子猫用ミルク」と書いてあっても、「離乳前(約4週間)は与えないで下さい」と書いてあるミルクもありますので、要注意です。

液体ミルクは調乳の手間がかからず与えやすく、短い間隔での授乳時にはとても助かりますが、「総合栄養食」なのかどうかの確認をすることが必要です。

もし、「間食」「スナック」などの分類の場合は、生後4か月を過ぎて、おやつとして使ったり、総合栄養食にプラスしたりする形で使用し、離乳前の子猫の主食としては使用しないでください。

子猫用ミルクに入っていると良い成分

ラクトフェリン

母猫から生後2日間分泌される、免疫物質が含まれた「初乳」を飲んでいない子猫の場合は、初乳に含まれるラクトフェリンが入っているものを選んであげると良いでしょう。

母猫から譲り受けられなかった分の免疫を添加することで、免疫を高めて感染症から身を守ります。

乳酸菌

ビフィズス菌などの乳酸菌は、腸の未熟な子猫の消化を助けるとともに、下痢をして衰弱するのを防ぎます。
お腹のビフィズス菌の増加は免疫力のアップにつながります。

ドコサヘキサエン酸(DHA)

炎症を抑える効果があり、猫の皮膚を健康に保ち、腎臓病や心臓病などのリスクを低下させます。

タウリン

アミノ酸の一種で、目や心臓、肝臓など、内臓の健康を保ち、疲労回復に効果があります。
猫の体内では合成できないため、かならず食事やミルクで補う必要があります。

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子猫にミルクを与えるときに準備するもの

シリンジ
  • 哺乳器、哺乳瓶
    哺乳瓶などの使用する器具は毎回すべて洗浄し、熱湯で消毒します。
    出来る限りタオルで拭いたりせず、自然乾燥させましょう。
  • 猫用ミルク
  • シリンジ、スポイト、注入器のいずれか
  • お湯(一度沸騰させてから70℃くらいまで冷ましたお湯)

子猫用ミルクの作り方と給与量

  1. 記載された分量通りのミルクを、付属のスプーンで哺乳瓶に入れます
  2. 分量通りの量のお湯をいれます
  3. 蓋をしっかり閉め、上下に振って良く粉を溶かします
ミルクを作る時のポイント
  • 必ず付属のスプーンを使用し、ミルクはしっかりすり切りで計ります。
  • ミルクの温度が高いと火傷の危険がありますので、温めたミルクは自分の手の甲にたらして人肌かどうか必ず確かめましょう。
  • ミルクを残した場合は、再利用せずに必ず捨て、毎回新しいミルクを作り直して下さい。

給与量の表示が1回量か1日量か間違えないで!

ミルクの与える量はどのミルクを使うかによってそれぞれ変わります。
給与量が1回何gで記載されているものもあれば、1日何gで記載されていることもあります。

ニチドウベビーミルクには下記のように書かれています。

日令 1~7日 8~14日 15~21日 22~28日 29~55日
哺乳回数/1日 10回 10回 8回 6回 3~4回
1日あたりの給与量 約30mL 約50mL 約80mL 約105mL 約140mL
例えば、5日齢の猫の場合、このミルクだと、1日30mlを10回にわけて与える事になります。

添付サジは2杯で約10ml、その際のミルクは添付サジですり切り1杯3gと記載されていますので、30ml 作るには、サジ3杯(ミルク9g)をサジ6杯の水(30ml )で溶くことになります。

ただ、これでは、一気に1日量が作られてしまいますので、サジ3杯のミルク(約9g)を10で割り、1回に与えるミルクの量は、0.9gを3mlにお湯で溶いたものという事になります。

田上獣医師
パッと見ただけでは1回の給与量がすぐにわからないミルクもありますので、表示をよく読み、「1日量」なのか、「1回量」なのか間違えないようにしましょう。
このミルクの場合は、粉ミルク2gに対してお湯10mlで溶きます。
添付のスプーンは1杯で、ミルク2g、お湯約6.5ml測れます。

生後5日であれば、1回あたり2g必要なので、スプーン1杯のミルクをスプーン1.5杯のお湯で溶かした10mlが1回に与える量です。
これを1日6~8回という事は、1日60~80ml飲むという事になります。

それぞれ購入したミルクによって与える量が異なるので、はじめは戸惑ってしまう事もあるかもしれませんが、猫が栄養不足にならないよう、慎重に量を確認するようにしてくださいね。

飲みたいだけ飲ませるのが基本
子猫に与えるミルクの量は、「飲みたいだけ飲ませる」というのが基本です。
そのため、実際には、1回量を厳密に作るのではなく、表示通りミルクを10ml作り、飲みたいだけ飲ませ、1回必要量の3ml以上飲めていれば、残った分は破棄するというのが一般的な流れです。

残った分はすぐに細菌が繁殖しますので、必ず捨てて下さい。
冷蔵庫に入れて取っておくのもやめて下さい。

どれくらい飲んだかは知っておこう

子猫が毎回の授乳でどれくらい飲めたかを知る事はとても大切です。

  • 子猫が残したミルクの量をはかる
  • ミルクを飲ませる前に体重を測り、飲んだ直後にも体重を測る事で、実際に飲んだ量を調べられる

など、どれくらい飲めたかを、飲んだ時間と共にノートなどに記載しておきましょう。

子猫へのミルクの飲ませ方

離乳前(~4週齢)までの子猫の場合

ミルクを飲ませるというと、人間の赤ちゃんのように腕の中で仰向けに抱っこをして飲ませるというのを想像してしまいがちですが、子猫の場合、仰向けでミルクを飲むと、気管に入って誤嚥してしまう可能性がありますので、子猫が普通に腹ばいになった状態で与えます。

横からではなく、斜め上方向からミルクを飲ませれば、自然に顔が斜め上を向くようになります。

顔を上に向かせるのが難しい場合は、まるめたタオルや、段差などを使い、子猫が少し立ち上げるような姿勢を取らせてあげましょう。

田上獣医師
吸引反射があるので、ほとんどの子猫は自分で飲めます。

生後4週以降の子猫の場合

ミルクをお皿から飲む練習

歯が生え始める生後4週間(早い子猫では3週間)程になったら、ミルクをお皿に入れて自分で飲む練習をします。

離乳食スタート

上手にミルクが飲めたら、子猫の離乳食を与えてあげましょう。

初めての時は、離乳食をご飯だと認識してくれないことがあります。
その場合は、指で掬い取り、口の中に塗ってあげて下さい。

2週間程度はミルクと離乳食を併用します。
ミルクのみ液体のまま飲ませてあげても、離乳食に粉のまま振りかけてあげても良いです。

基本的には、離乳食をしっかり食べていれば、スタートから2週間程度でミルクをやめても問題ありませんが、まだ余っているミルクがある、栄養補給の為にもう少しミルクを与えたいという事でしたらしばらくミルクを併用しても構いません。

ただ、ミルクを併用するとその分摂取カロリーが上がりますので、離乳食の量を減らすなどの対策が必要です。

離乳食として市販されているものを使わず、子猫用のキャットフードをしっかりふやかしたものに、ミルクを混ぜて離乳食の代わりにすることもできます。

子猫用キャットフードへの切り替え時

生後4ヶ月を過ぎたくらいからは、ドライフードをそのまま単体で与えるようにしましょう。
お腹のことを考えると、離乳食から急にドライフードに切り替えてはいけません。

生後3ヶ月位から、ドライフードをお湯でふやかしたものを離乳食に混ぜ始め、段々とドライフードの割合を増やし、2週間位で、ドライフードのみをふやかしたものに切り替えます。

さらに、そこから2週間程度かけて、段々と粒を固くしていき、最終的にドライフードのまま食べられるようにします。

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2019.03.25

子猫にミルクは1日に何回飲ませれば良いのか?

ミルクの量に関しては、使うミルクによって異なりますので、それぞれのミルクに書かれている量を目安にしてください。

記載量は、最低限飲ませなければいけない量ですので、基本的には、子猫が飲みたいだけ飲ませてあげて大丈夫です。

生後日数 1日に与える回数 目安の間隔
1~5日 7~8回 2.3時間ごと
6日~10日 5回~6回 3.4時間ごと
11日~15日 4回~6回 4時間ごと
16日~20日 4回~5回 5.6時間ごと
21日~25日 4回~5回 6時間ごと
26日以降 3回~4回 7.8時間ごと

理想的には、きちんと同じ時間間隔でミルクを与えてあげられると良いですが、夜間や、授乳時間に子猫がぐっすり眠ってしまっている場合は、間隔が少し開いてしまっても大丈夫です。

ただし、どんなに長くても6時間以上は絶対に開けないように気を付けて下さい。

田上獣医師
寝ている子猫を起こしてまで与える必要はありませんが、お腹が空いて起きた子猫に気付かずに飼い主さんが熟睡してしまったというようなことがないようにして下さいね。

ミルクが足りているかの判断

生後4ヶ月までの子猫は、1日体重が約10~20gずつ増えていきます。
体重が順調に増えていれば、現在飲んでいるミルクの量で問題ありません。

もし、体重の増えが悪い場合は、下痢をしているなど全身状態が悪くないかを確認し、問題なければ、1回量のミルクの量を増やしたり、1回量は変えずに、回数を増やしたりして、トータルの摂取量を増やしてあげて下さい。

1日8回絶対に飲ませなければ、低血糖で死んでしまうかもしれない!などと恐れて、飲みたがらない子猫に無理やり飲ませる飼い主さんがたまにいらっしゃいますが、絶対にこの回数や量を飲ませなければいけないというわけではありません、

田上獣医師
子猫のミルクの飲み方や、体重の増え方を見ながら柔軟に対応して下さいね!

もし下痢をしたら?

子猫でも成猫でも、ミルクが原因で下痢になることがあります。
ミルクが冷たすぎたり、濃すぎたり、飲みすぎたりする場合などです。

下痢をしたからといって、腸を休ませるためにミルクをあげないというのは危険ですので絶対にしてはいけません。

子猫の場合は、回数は減らさず、1回量を減らすことで腸の負担を減らしつつ、しっかり糖分と水分は補い、下痢が治ってくるか確認するようにしてください。

田上獣医師
子猫の場合は下痢が続くと、すぐに衰弱してしまいますので、1.2日続く場合は、動物病院へ連れて行きましょう。

子猫がミルクを飲まない時の対処方法6つ

ミルクしか飲めない4週齢までの子猫が、ミルクを飲まないというのは死活問題です。
なぜミルクが飲めないのか、原因を突き止め、飲んでくれる方法を探さなければいけません。

①から順番に、対策方法を試してみてください。
番号が進むにつれ、子猫の状態の緊急度が高くなると考えて下さい。

①ミルクの温度は最適か確認するようにしましょう

一般的には、ミルクの温度は母猫の体温と同じくらい、「38度前後」が理想です。
肌に垂らして少し感じるくらいというのが一般的ですが、子猫が飲まないようであれば、きちんと温度計で測ってみてください。

熱すぎるとやけどをしてしまいますが、熱すぎを怖がって、思っていたより低い温度で飲ませてしまっている飼い主さんが多いです。

また、飲ませている間にミルクの温度が下がってしまうと、途中から飲まなくなってしまう場合は、近くにお湯を用意して、湯煎しながら飲ませてあげましょう。

もたもたしていると、どんどんミルクの温度が下がりますので、ミルクを作ったらすぐにあげられるように準備しておくことも大切です。

②哺乳瓶の口のサイズを大きくしてみる

哺乳瓶の口のサイズが小さすぎて、子猫が上手にミルクを飲めないことがあります。

針の先端などを使って、穴の部分を少し広げてみましょう。
あまりに広げすぎると、勢いよくミルクが出すぎてしまうので、少しずつ広げるのがポイントです。

③排泄させてみましょう

ミルクしか飲めないような月齢の子猫は、自力で排泄できません。
うんちがお腹にたまりすぎたり、おしっこで膀胱がパンパンだったりすると、胃が圧迫されて食が進まない事があります。

④飲ませ方はあっていますか?

ネットなどで、「あまり喉の奥の方まで哺乳瓶を突っ込むと、誤嚥の危険や、刺激で嘔吐をしてしまう事があるので、気を付けるように」と書いていることがあります。

確かに、反射でオエっとなってしまうほど入れるのは、やりすぎですが、子猫がミルクをうまく飲んでくれない時の飼い主さんのあげ方で一番多いのは、哺乳瓶の乳首の入れ方が浅すぎる場合です。

人間の赤ちゃんがお母さんのおっぱいを飲むときは、口をかなり大きく開けて、乳輪全部を口の中にガバッと咥えこむようにしなければおっぱいが飲めません。

子猫も同じで、これ以上は口が開かないかもしれないな、と言うくらい口が開くところまでは乳首を入れて大丈夫です。

子猫は乳首からストローのように飲んでいるわけではなく、陰圧にすることでミルクを吸引して飲みます。
空気が漏れるような浅い状態であればミルクを吸えません。

目安としては、乳首の先端は必ず口の中に含まれるように、それよりも少し奥までくわえさせてあげて下さい。

⑤直接口の中に垂らす

ミルクを飲めなければ、子猫は自然界では生きていけません。
この時点で子猫には少し警戒が必要です。

シリンジ(針がついていない注射器のこと)、なければスポイトのようなもので、直接口の中に数滴ずつ垂らして飲ませます。

口に液体が入ると、通常であれば、子猫は反射でペロペロと舌を動かしてミルクを飲みます。
ペロペロできるようであれば、少しずつ飲ませてあげて下さい。

子猫の口を開ける方法

「あーん」と言っても口を開けてはくれませんので、口の端(口角:こうかく)の部分にシリンジやスポイトの先を差し込みます。

歯に当たった後、そのまま、先に進めると、口をパカッと開いてくれますので、舌の上にポトッポトッとミルクを垂らしてあげて下さい。

勢いよく注入しすぎると、誤嚥の危険がありますので、時間はかかりますが、少しずつ舌の上に垂らしてください。

もし、飲む意欲があり、シリンジに吸い付いてくる様子があれば、垂らす時よりは少し多めに注入し、ごくごくと飲ませてあげても大丈夫です。
量やスピードは様子を見ながら調整して下さい。

シリンジやスポイトってどこで手に入るの?

シリンジやスポイトなどは、お家に無いかもしれません。
ネットでももちろん買えますが、実は、百均やホームセンターなどでも簡単に手に入ります。

化粧品を入れ替える際に使用するための注射器は化粧品コーナーに、書道で硯に水を垂らすために使うスポイトは書道コーナーに、ホームセンターではペットコーナー、他にも、薬局や、子供に薬を飲ませるのに使うスポイトであれば、調剤薬局でも買うことができます。

ホームセンターではミルクの隣に「注入器」が売られていることも多いです。

最初にミルクを購入する際に念のため、購入しておくと安心です。
百均で手に入るもので十分です。

⑥全身状態が悪すぎて飲めない⇒すぐ病院へ

子猫が衰弱し、低血糖、脱水、低体温になっているような場合、スポイトで舌の上にミルクを垂らしても、舌を全く動かさなかったり、口を固く閉じて開かなかったりする場合は、一分一秒を争う緊急事態と認識して下さい。

タオルで包み、すぐに用意できるようであれば、ホッカイロなどをタオル越しに子猫に当て、すぐに病院に連れて行ってください。
夜間であっても朝まで様子を見ることはせず、必ず夜間救急を受診して下さい。

子猫用ミルクが手に入ないときに代用になるもの6つ

夜間など、どうしても猫用ミルクが手に入らないという緊急時のみ、ミルクの代わりになる方法を解説します。

牛乳1カップに卵黄1個、砂糖を小さじ4混ぜたもの

牛乳を沸騰させないように温め、少し冷めたものに、卵黄と砂糖を入れよく混ぜます。

人間の赤ちゃん用粉ミルクを、通常の2倍の水で溶かしたもの

水は必ず一度沸騰させてから使用してください。

人間用スポーツドリンクを2倍程度の水で薄めたもの
ブドウ糖液や砂糖水

軽く甘みを感じるくらいの砂糖水

乳糖が入っていない牛乳

乳糖不耐症の人用に、スーパーやドラッグストアなどで「無乳糖乳」が売られている場合があります。
手には入れば一番安心して与えられます。
「低脂肪牛乳」とは全く異なるものですので、注意して下さい。

ヤギミルク

牛乳よりも乳糖が少なく、消化不良を起こしにくいので、もし手に入れば使用しても大丈夫です。

田上獣医師
最近では24時間のドラッグストアなどのペットコーナーに猫用ミルクが置いてあることもあります。
出来れば、衰弱している子猫のために、猫用ミルクを手に入れる努力をして下さい。

おまけ

成猫に、子猫用ミルクを飲ませても良い?
成猫に高タンパク・高脂肪の子猫用ミルクを与えすぎると、カロリーの摂りすぎで肥満になってしまう可能性があります。
高タンパク・低脂肪の成猫用ミルクを選んであげるようにしましょう。
高齢の猫にはミルクで栄養を補ってあげた方が良いの?
基本的には、高齢用の総合栄養食だけで問題ありません。
プラスで与えたい場合は、低脂肪のミルクを選び、関節に効く、コンドロイチンやグルコサミンなど、猫にとって良い成分が入っているミルクを選んであげましょう。

【田上獣医師が選ぶ】子猫用おすすめミルク6選!

ワンラック (ONE LAC) キャットミルク

商品名 ワンラック (ONE LAC) キャットミルク
分類 総合栄養食
対応年齢 子猫用/成猫用
商品の形状 粉ミルク
参考価格 1,609円/270g
1,007円/50g(Amazon)
原材料 乳たんぱく質、動物性脂肪、脱脂粉乳、植物性油脂、卵黄粉末、ミルクオリゴ糖、乾燥酵母、PH調整剤、乳化剤、タウリン、L-アルギニン、L-シスチン、DHA、ビタミン類(A、D、E、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、カロテン、ビオチン、B12、Cコリン)、ミネラル類(Ca、P、K、Na、Cl、Mg、Fe、Cu、Mn、Zn、I、Se)、ヌクレオチド、香料(ミルククリーム)
エネルギー 504kcal/100g
栄養成分 粗たんぱく質:38%以上、粗脂肪:25%以上、粗繊維:0.3%以下、粗灰分:7%以下、水分:5%以下
その他 キャットミルク10gはドライフード約12g相当の栄養量あり
原産国 日本
販売会社 株式会社森永サンワールド
特徴
吟味された食品原材料のみで作られた、猫の母乳に近い成分の総合栄養食です。
お腹に負担にならないように、乳糖の量を調節、成長に必要な栄養素はもちろん、必須脂肪酸、ヌクレオチド(核酸)、タウリンなどを強化し、子猫の成長をサポートします。

ワンラックゴールデンキャットミルク

商品名 ゴールデンキャットミルク
分類 総合栄養食
対応年齢 子猫用/成猫用/シニア猫用
商品の形状 粉ミルク
参考価格 1,191円(Amazon)
内容量 130g
原材料 乳たんぱく質、動物性脂肪、脱脂粉乳、植物性油脂、卵黄粉末、ミルクオリゴ糖、乾燥酵母、動物用ビフィズス生菌、ph調整剤、乳化剤、タウリン、ラクトフェリン、イノシトール、L-アルギニン、L-シスチン、DHA、ビタミン類(A 、D、E、K、B1、 B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、カロテン、ビオチン、B12、C、コリン)、ミネラル類(Ca、P、K、Na、Cl、Mg、 Fe、Cu、Mn、Zn、I、Se)、ヌクレオチド、動物用ビフィズス生菌、香料(ミルククリーム)
エネルギー 504kcal/100g
栄養成分 粗たんぱく質:38%以上、粗脂肪:25%以上、粗繊維:0.3%以下、粗灰分:7%以下、水分:7%以下
その他 ゴールデンキャットミルク1gは約5kcalです
原産国 日本
販売会社 株式会社森永サンワールド
特徴
厳選された原材料で作られた、猫の母乳の成分に近い総合栄養食です。
ワンラックキャットミルクをベースに、さらに、初乳の成分である、たんぱく質ラクトフェリンをプラス、子猫の免疫をアップする手助けをします。

ワンラック プレミアムキャットミルク

商品名 ワンラック プレミアムキャットミルク
分類 総合栄養食
対応年齢 子猫用/成猫用/シニア猫用
商品の形状 粉ミルク
参考価格 1,499円(Amazon)
内容量 150g
原材料 乳たんぱく質、動物性脂肪、脱脂粉乳、植物性油脂、卵黄粉末、ミルクオリゴ糖、乾燥酵母、初乳(牛)、DHA、ビフィズス生菌、ミルクセラミド、pH調整剤、乳化剤、タウリン、イノシトール、ラクトフェリン、L-アルギニン、L-シスチン、ビタミン類(A、D、E、B1、B2、B6、B12、C、パントテン酸、ナイアシン、葉酸、β-カロテン、 コリン)、ミネラル類(Ca、P、K、 Na、Cl、Mg、Fe、Cu、Mn、Zn、I)、ヌクレオチド、香料(バター)
エネルギー 500kcal/100g
栄養成分 たんぱく質:38%以上、脂肪:24%以上、繊維:0.3%以下、灰分:7%以下、水分:6%以下
その他 プレミアムキャットミルク10gはドライフード約12g相当の栄養量があります。
原産国 日本
販売会社 株式会社森永サンワールド
特徴
食品原材料のみでつくられた、総合栄養食で、成猫、シニア猫にも使用可能です。
初乳成分ラクトフェリンだけでなく、免疫グロブリンを含む初乳(牛)を配合することで、初乳を飲めなかった子猫に最もお勧めなミルクです。

エスビラック リキッド 猫用

商品名 エスビラック リキッド 猫用
分類 総合栄養食
対応年齢 子猫
商品の形状 液体
参考価格 918円(Amazon)
内容量 236ml
原材料 水、脱脂濃縮乳、乳タンパク濃縮物、大豆油、クリーム、リン酸水素ニカリウム、食塩、L-アルギニン、レシチン(大豆由来)、塩化コリン、炭酸カルシウム、塩化カリウム、硫酸亜鉛、硫酸マグネシウム、ビタミンA、ビタミンE、増粘安定剤(カラギーナン)、硫酸マンガン、タウリン、リン酸カルシウム、硫酸第一鉄、ビタミンC、ナイアシン、硫酸第二銅、パントテン酸カルシウム、マルトデキストリン、ビタミンD、クエン酸カリウム、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB2、ヨウ化カリウム、ビタミンB12、葉酸、ビタミンK3、ビオチン
エネルギー 0.83kcal/ml
栄養成分 たんぱく質:7.5%以上、脂肪:4.5%以上、繊維:0.1%以下、灰分:1.8%以下、水分:82%以下
原産国 米国
販売会社 共立製薬株式会社
特徴
子猫のための高タンパク・高脂肪の液状ミルクです。
液体ミルクの中ではとても珍しい「総合栄養食」で、これのみで子猫の成長をサポートできます。
調整する手間がいらず、温めるだけですぐ与えられます。

ニチドウ ベビーミルク 猫用

商品名 ニチドウ ベビーミルク 猫用
分類 総合栄養食
対応年齢 子猫用/成猫用/シニア猫用
商品の形状 粉ミルク
参考価格 1,124円/100g
1,190円/300g(Amazon)
原材料 乾燥乳清蛋白濃縮物、動物性油脂、乾燥乳清粉末、ココナッツオイル、ブドウ糖、リン酸2カルシウム、レシチン、カゼイン、炭酸カルシウム、塩化コリン、塩化マグネシウム、香料、タウリン、ラクトフェリン、硫酸第一鉄、酸化亜鉛、ビタミンB12、ビタミンC、ナイアシン、硫酸銅、ビタミンA、ビタミンE、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、ビオチン、デンプン、ビタミンB1、パントテン酸カルシウム、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンD3、ビタミンK3、硫酸コバルト、葉酸
エネルギー 511kcal/100g
栄養成分 粗蛋白:33.0%以上、粗脂肪:26.0%以上、粗繊維:0.15%以下、粗灰分:7.0%以下、水分:6.0%以下、リン:0.7%以上、カルシウム:1.1%以上
原産国 カナダ
販売会社 株式会社ニチドウ
特徴
猫の成長に必要な栄養をバランス良く配合し、消化しやすく、おなかに優しいミルクです。
母乳に含まれるラクトフェリンを配合し、免疫の維持、サポートをします。

ロイヤルカナン ベビーキャットミルク

商品名 ベビーキャットミルク
対応年齢 生後2ヶ月齢まで
商品の形状 粉ミルク
通常価格 5,400円(税込)/300g(100gx3袋入り)x2個セット
参考価格 1,674円/300g(100gx3袋入り)(Amazon)
内容量 300g(100gx3袋入り)
原材料 ミルクプロテイン、乳脂肪、植物性油脂(アラキドン酸源)、乳清タンパク、魚油(DHA源)、フラクトオリゴ糖、大豆レシチン、香料、アミノ酸類(L-アルギニン、DL-メチオニン、タウリン)、ミネラル類(Ca、P、Zn、Fe、Mn、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、ナイアシン、C、パントテン酸カルシウム、B2、B1、B6、ビオチン、葉酸、B12、K1)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)
エネルギー 543kcal/100g
栄養成分 たんぱく質:31.0%以上、脂質:37.0%以上、粗繊維:0.0%以下、灰分:6.6%以下、水分:1.0%以下、食物繊維:0.5%、ビタミンA:25,000IU、D3:1,500IU、E:600㎎(1㎏中)
原産国 フランス
販売会社 ロイヤルカナンジャポンInc.
特徴
2ヶ月までの子猫専用ミルクです。
お湯に溶けやすいように作られ、調乳が簡単です。
2ヶ月までの子猫に特化することで、子猫の健やかな成長に必要な、タウリン、必須脂肪酸、ビタミンなどの栄養素やEPA、DHAを独自のバランスで配合。
子猫にとって消化が苦手なデンプンをカットし、お腹が弱い子猫に負担の少ないミルクです。
粉ミルクでは珍しく、小分けになっており、保管しやすく使いやすい。

【田上獣医師が選ぶ】子猫用おすすめ離乳食3選!

ミルクから、子猫用のキャットフードへすぐに移行してしまうという方も多いですが、生後2ヶ月の子猫が必要な栄養は3ヶ月以降の子猫よりはるかに多く必要です。

この時期にしっかりと栄養を補い、スムーズに離乳するために、この時期に的を絞った離乳食を、間に挟んであげることをお勧めします!

ジェーピースタイル 幼猫用離乳食

商品名 ジェーピースタイル 幼猫用離乳食
対応年齢 生後20~60日の幼猫
商品の形状 粉末タイプ
参考価格 1045円 (Amazon)
内容量 420g
原材料 ミルクカゼイン、パン粉、植物性油脂、脱脂粉乳、きな粉、小麦胚芽、乾燥全卵、バチルスサブチルス(活性菌)、ビフィズス菌、β‐グルカン、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、塩素、マグネシウム、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、B6、B12、パントテン酸、ナイアシン、葉酸、ビオチン、コリン)、タウリン
エネルギー 390Kcal/100g
栄養成分 粗たん白質:33%以上、粗脂肪:16%以上、粗繊維:5%以下、粗灰分:9%以下、水分:10%以下
原産国 日本
販売会社 日清ペットフード株式会社
特徴
生後20日から60日までの幼猫用の粉末タイプの離乳食です。
幼猫の好みに合わせて硬さを調整でき、粉末タイプなので、保管しやすいです。
バチルスサブチルス(活性菌)、ビフィズス菌、カルシウム、ビタミンE配合で、子猫の成長期に必要な栄養素が詰まっています。

森乳サンワールド ネコちゃんの離乳食

商品名 森乳サンワールド ネコちゃんの離乳食
分類 総合栄養食
対応年齢 ~8週齢まで
商品の形状 粉末タイプ
参考価格 712円(Amazon)
内容量 150g
原材料 乳製品、鶏、米、動物性脂肪、コーングルテンミール、セルロース、ビートパルプ、サーモンミール、卵、亜麻仁、イースト、イヌリン、メチオニン、タウリン、ビフィズス生菌、ミルクオリゴ糖、DHA,ビタミン、ミネラル、ユッカ抽出物、ヌクレオチド
エネルギー 418kcal/100g
栄養成分 粗たん白質:34%以上、粗脂肪:21%以上、粗繊維:1.5%以下、粗灰分:6.5%以下、水分:8%以下
原産国 日本
販売会社 株式会社森永サンワールド
特徴
子猫用のミルクと子猫用のドライフードの原料だけで作られた、母乳と子猫用ドライフードの中間タイプの離乳食です。
この時期に必要な栄養をピンポイントで供給します。
動物用ビフィズス生菌、ミルクオリゴ糖、DHA、タウリン配合、ヌクレオチド(核酸)を増強。
便臭を減らす効果のある、「サポニン」を含む「ユッカ抽出物」が配合されています。

メディファス ウェット り乳 ミルク風味

商品名 メディファス ウェット り乳 ミルク風味
対応年齢 生後3ヶ月齢まで
商品の形状 ペーストタイプ
通常価格 160円
参考価格 118円(Amazon)
内容量 40g
原材料 まぐろ、ささみ、大豆油、コーンスターチ、油脂加工品、フィッシュエキス、魚油:DHA・EPA源、オリゴ糖、クリーム(原材料の一部に乳成分を含む)、ヨード卵粉末、野菜粉末、ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン)、ミネラル類(ミルクカルシウム、カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、タウリン、増粘安定剤(キサンタンガム)
エネルギー 43kcal/40g
栄養成分 たん白質:7.5%以上、脂質:3.0%以上、粗繊維:0.5%以下、粗灰分:4.0%以下、水分:82%以下
原産国 日本
販売会社 ペットライン株式会社
特徴
ミルクから切り替えたばかりの子猫には食べやすいミルク風味ペーストタイプの離乳食です。
開封してそのままあげられるので、手間がかかりません。
成長著しい子猫に最適な栄養バランスで作られています。
ミルクカルシウム、善玉菌(乳酸菌)を増やすオリゴ糖を配合し、繊細な子猫のおなかの調子を整えます。

田上獣医師の子猫用ミルク・離乳食まとめ

母猫の母乳を飲めない子猫にとって、ミルクは生きるための命綱です。
初乳を飲めていない子猫の場合は、免疫力が低く感染症などにかかり命を落とす危険性もあります。

体力や免疫力を付け、健やかに成長できるように、できるだけ質の高いミルクを選んであげてくださいね!

ミルクが必要な子猫を育てるのはとても大変な事ですが、ぜひ、大切な小さな命を守るために参考にして頂ければ幸いです!

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