ダイエットと言うと、「食費がかさんでしまいそう」なんてイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。
ダイエットすることにより食費は確実に節約できます。
むしろ、ダイエットと食費の節約は同時進行がおすすめなんです!
そこで今回は、体重も食費も一緒にダウンできる、簡単節約ダイエット生活の5つの心得についてお話ししたいと思います。
Contents
心得1 ダイエットに使える節約食材5選
実は、節約食材はダイエットにとても向いている食材ばかりなんです。
もやし(14kcal/100gあたり)

もやしは、誰もが認める節約食材の王様です。
1年を通して手に入りやすい野菜で、価格変動もほとんどありません。
そして値段は驚きの1袋20円前後です。
見た目から、栄養価が低そう、なんて思っている人いませんか?
そんなことありません。
もやしは食物繊維が豊富なため便秘を改善し、ビタミンCも含まれているので、コレステロール値を下げる働きもあります。
かさまし料理に使い勝手が良く、カロリーを抑えながらボリュームをアップできるので、見た目だけでも満足でき、よく噛まなければならないので、早食い防止にもなりおススメです。
豆腐(絹ごし56kcal、木綿72kcal/100gあたり)

豆腐は、1丁(300~400g前後)40円前後です。
腹もちが良く、糖質が少ないので、置き換えダイエットとしても人気がある食材です。
たんぱく質が豊富で、エネルギーを消費して筋肉を作る働きをします。
また、植物性たんぱく質なので、動物性たんぱく質よりも脂肪分が少ないのもダイエットに向いている理由です。
また、コレステロールや中性脂肪を減らす効果を持つ、大豆サポニン、ダイズレシチンも含まれます。
そして、なんといっても女性には嬉しい、イソフラボンを含んでいます。
イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た作用があるため、アンチエイジング効果があります。
ダイエットにも美容にも効く豆腐はマストですよね!
鶏むね肉(皮つき191kcal、皮なし108kcal/100gあたり)

鶏むね肉は、100gあたり50円前後です。
もも肉は100gあたり100円前後、皮つきで200kcalなので、節約ダイエットにはむね肉を選びましょう。
むね肉は、皮を取り除いただけで、大幅にカロリーダウンできます。
皮は必ず取り除いてから調理しましょう。
たんぱく質を多く含むので、筋肉の形成をする働きがあり、ダイエットしやすい代謝の高い体作りにつながります。
納豆(200kcal/100gあたり)

納豆は3パックで100円前後です。
食物繊維、たんぱく質が豊富です。
また、納豆キナーゼは血液の流れをスムーズにしてくれるため、栄養が全身にいきわたり、代謝を高める働きもあります。
そして、糖質や脂質をエネルギーに変える働きをもつビタミンB1,B2が豊富なため、脂肪を貯めこまない体を作ってくれます。
えのき(22kcal/100gあたり)

えのきは1袋80円前後です。
不溶性食物繊維が豊富です。
不溶性食物繊維は、水に溶けずに水分と一緒に摂取すると膨らみます。
腸内で膨らみ便と一緒になるので、腸内に蓄積されていた便も一緒に排出させてくれる効果もあります。
噛みごたえがあるので、満腹中枢に働きかけ、満腹感を得やすいこともダイエットに向いています。
心得2 節約食材を使ったダイエットメニューを作ろう

上記の5つの節約食材を使ったダイエットレシピを紹介します。
鶏むね肉と豆腐ともやしのハンバーグ
鶏むね肉、豆腐、もやしを使ったハンバーグです。
たんぱく質と食物繊維がたっぷりとれて、アンチエイジングにも効く、腹持ち抜群のレシピです。
- 鶏むね肉(1枚)は皮を取り除いてみじん切りにする。
- 木綿豆腐(1丁)をよく水切りして、みじん切りした鶏むね肉ともやし(1袋)を入れる。
- ②に、卵(1個)、生姜(チューブ2cm程度)、しょう油、片栗粉、酒、みりん各大さじ1と、塩コショウ少々を入れて、よく練る。
- 4等分にして、ハンバーグの形にする。
- フライパンにサラダ油(大さじ1)を引いて熱し、④を並べる。
- フタをして中火にし、2~3分ほどして焦げ目がついたら、ひっくり返して更に焼く。
- 中まで火が通ったらお皿に盛る。
- お好みで、かいわれ、大葉、ポン酢や醤油をかけて出来上がり。
えのきと糸こんにゃくで納豆キムチパスタ風
パスタ麺をえのきと糸こんにゃくで代用した、納豆キムチパスタです。
納豆キムチだけでも食物繊維が豊富で、乳酸菌、カプサイシンが含まれているので充分ダイエット効果がありますが、えのきと糸こんにゃくで更にヘルシー&腹持ちアップさせたおすすめのレシピです。
- 糸こんにゃく(1袋)を食べやすい長さに切ってさっと湯通しする。
- 湯通しした糸こんにゃくをフライパンで乾煎りして、水気を飛ばす。
- 石づきを取ったえのき(1袋)とキムチ(100g)を入れて炒める。
- 味をみながら麺つゆ(お好みで)を加える。
- 火を止めて納豆(1パック)を入れて混ぜて、お皿に盛る
- お好みで、刻みのり、鷹の爪、ねぎを散らして出来上がり。
心得3 買い物は1週間に2回まで

買い物に行く回数が多いと、無駄なものまで買ってしまい食費はかさんでしまいます。
また同時に、ダイエットの敵「おやつ」が目につく機会や、買ってしまう可能性が増えてしまうのです。
その為、買い物に行く機会を減らしましょう。
1週間に1回では、家族が多い場合や生鮮品を買うのに難しいかもしれないので、2回までとし、できれば、曜日を決めて買い物するのをおすすめします。
心得4 できるかぎり徒歩と自転車で移動

買い物、通勤、子供の習い事の送迎など、できる限り徒歩や自転車で行きましょう。
運動することでダイエット効果はもちろん、電車代やガソリン代などの交通費まで抑えられちゃいます。
抑えた交通費は、ご褒美食材へシフトできますよ~。
心得5 外食は勇気をもって断る

ダイエット中に外食に誘われることもあるでしょう。
しかし、外食は糖分や脂質の多い食事に偏りがちで、更には食べ過ぎてしまう傾向があります。
また、外食は食費がかかるものです…。
どうしても断れないもの以外は、断る勇気も必要です。
「ダイエット中なんですみません。」と正直に話せばわかってもらえますよ。
私も実は以前経験がありました。
世間話程度の会話で、「ダイエット中なんだ~」なんて話をしていたんです。
その後、どうしても断れない会食に出席した際、幹事の人が気を利かせてカロリー控えめのコースを頼んでくれていたんです!
幹事さんが神様に見えましたよ。
そうは言っても、息抜きも必要です。
頑張りすぎるとイライラしてしまい、ダイエットも食費の節約も続きません。
たまには自分へのご褒美として割り切って、外食するのもいいですよ。
まとめ
ダイエットと食費の節約の関係はとても深いことから、体重も食費も一緒にダウンできることがお分かりいただけたと思います。
ダイエットを心がけると、食費も自ずと減っていきます。
今回の、簡単節約ダイエット生活の心得を今日から実践して、今年の夏に向けて体重も食費もダウンさせましょう!
もうすぐそこに、楽しい夏が待ってますよ。