【危険?】石鹸シャンプーのデメリットと効果&おすすめランキング9選!

「石鹸シャンプー」って、賛否両論でよく意見が分かれていますよね。

「石鹸は髪を洗うには不向き!髪がゴワつくし頭皮が乾燥する!」
「いやいや、石鹸は肌に優しい!長く使えば髪にハリ・コシが出る」

・・・両極端ですね。

でもこれ、実はどっちも正解です。

石鹸シャンプーは「メリット」と「デメリット」がとてもハッキリしている洗髪法。
そのため「向き・不向き」や「正しい使い方」を知ることがもっとも大切なのです。

ここでは石鹸シャンプーのメリット・デメリット、そして元気な髪を育むための正しい使い方、またオススメの石鹸シャンプー9選をご紹介いたします!

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まずは正しく知ろう!石鹸シャンプーのメリット&デメリット

石鹸シャンプーを使いこなすためには、まずは石鹸シャンプーの特徴やメリット&デメリットを正しく知っておく必要があります。

人によっては石鹸シャンプーを使わない方が良い場合もあるんですよ。

そのため、きちんと石鹸シャンプーのことを理解した上でトライしてみてくださいね。

そもそも石鹸シャンプーとは?特徴や効果

石鹸シャンプーとは、その名の通り洗浄成分が「石鹸」に分類されるシャンプーのことです。

通常、わたし達が使う一般的な市販シャンプーの洗浄成分は「合成洗剤」と呼ばれます。
石鹸と合成洗剤、どちらも界面活性剤なのですが、脂肪酸カリウムもしくは脂肪酸ナトリウムからなるものを石鹸と呼び、それ以外を合成洗剤と呼びます。

石鹸の特徴としては、

  • アルカリ性である
  • 泡立ちが良い
  • 洗浄力に優れている
  • 生分解性に優れている

などが挙げられます。

しかし、手肌を洗うものには石鹸はよく使われますが、シャンプーの洗浄剤として石鹸が使われることは少ないです。
ドラッグストアに行っても、石鹸シャンプーは端の方にごく少数しか置いてありませんよね。

これは、上記のような石鹸の特徴が「髪」を洗うものとしては使い方が難しいためです。

では具体的に、石鹸をシャンプーとして使うと、どんなメリットやデメリットがあるのか?
以下で詳しく見ていきましょう。

髪には☓!石鹸シャンプーのデメリット

ではまず、わかりやすく石鹸シャンプーの悪い点、「デメリット」からご紹介していきます。

アルカリが髪のキューティクルを開かせてしまう

石鹸は「アルカリ性」です。
それに対し、わたし達の髪は「弱酸性」です。

弱酸性である髪にアルカリ性である石鹸をつけるとどうなるか?
髪のキューティクルを開かせてしまいます。

例えばヘアカラーする時に「1剤」「2剤」を混ぜて使いますが、あれは「1剤」のアルカリ剤で髪のキューティクルを開かせ、「2剤」の酸化染料が髪の内部に入り込んで色を付ける仕組みです。

つまり、アルカリ性である石鹸で髪を洗うと、シャンプーのたびに髪のキューティクルを開かせることになるのです(※もちろんカラー剤ほどの強いアルカリ性ではありませんし、専用の酸性リンスを使うことできちんと元通りになります)。

これにより、どんなデメリットがあるかと言うと、

  • カラーやパーマが落ちやすくなる
  • 洗髪時に摩擦すると髪を傷めやすくする

などがあります。

一時的とはいえ、洗髪のたびに髪のキューティクルが開くので、せっかく髪の内部に染み込ませていたカラー剤やパーマ剤が落ちやすくなりますし、髪の内部がむき出しの状態で摩擦しすぎてしまうと、当然ながら髪が傷む原因になります。

そのため、ヘアカラーやパーマをしている女性には石鹸シャンプーは不向きと言えます。

洗浄力に優れているので洗いすぎてしまう

石鹸の特徴として「泡立ちの良さ」「洗浄力の高さ」があります。

実際に石鹸シャンプーを使ってみるとわかりますが、ほんの少量でもモコモコの泡が作れます。
また、アルカリという性質が古い角質を落としてくれるので、頭皮の汚れをスッキリと落としてくれます。

これが石鹸のメリットでもあるワケですが、多くの女性にとってはデメリットにもなり得ます。
それは「洗いすぎてしまう」という点です。

石鹸のアルカリは古い角質を落としてくれますが、摩擦を加えすぎると「肌に必要な皮脂」まで落としてしまうことがあります。

そうすると、

  • 頭皮が乾燥してかゆみやフケが出る
  • 皮脂を補おうと過剰分泌して頭皮がベタつく

などの状態になることがあります。

そのため、頭皮が乾燥しやすいタイプの女性には不向きであると言えます。

髪に石鹸カスが残りやすい

石鹸の特徴として挙げられるデメリットがもうひとつ。
それは、「髪や頭皮に石鹸カスが残りやすい」という点です。

石鹸カスとは、その名の通り石鹸から出る白いカスのことで、シャンプー後に髪をブラッシングするとクシに白い粉のようなものがついてしまうことがあります。
頭皮や髪以外でも、浴室の床や排水口の辺りにも残ってしまうことがありますね。

石鹸カスは、石鹸に含まれる脂肪酸が水道水のミネラル分(カルシウムやマグネシウム)に反応することで作られます。
そのため、住んでいる地域の水道水の質によって石鹸カスが出やすくなる、ということもあるのです。

つまり、石鹸シャンプーを洗い流す水が硬水であるほど石鹸カスが出やすく、軟水であるほど石鹸カスが残りにくいワケですが…、シャンプーのためにわざわざ水を変えるというのは難しいですよね。

そのため、水道水の硬度が高い地域の方の場合、石鹸シャンプーは使いにくいと言えます。

頭皮には◎!石鹸シャンプーのメリット

以上、ご紹介した「石鹸シャンプーのデメリット」だけを見ると、「石鹸シャンプーって全然ダメじゃん!」と思いますよね。

しかし!実際には、多くの石鹸シャンプーファンがいます。

それは、以上のようなデメリットがあっても、それを上回るほどの「メリット」も兼ね備えているからなんです。

短時間でスッキリ洗える

石鹸シャンプーのメリットとして挙げられるのは、やはりその洗浄力の高さです。

具体的には

  • 泡立ちが良いので使用感が良い
  • 汚れの洗い残しが少なくなる
  • 短時間でスッキリ汚れが落とせるので、無駄に頭皮を摩擦せずに済む

などが挙げられます。

これに対し、最近流行りの「洗浄力が穏やかなシャンプー」の場合、汚れがきちんと落ちないというデメリットがあります。

たとえばベタイン系と呼ばれる洗浄剤は肌に大変優しいのですが、「泡立ちが悪い」「洗浄力が弱すぎる」という特性があります。つまり、複数回かけて洗わないときちんと汚れが落ちないということです。

サロン等でプロに洗髪してもらう場合は良いですが、自宅で毎日そこまで手間をかけるのはなかなか難しいでしょう。
また、洗い方によっては何度も摩擦しすぎて、かえって髪や頭皮を傷めることになります。

その点、石鹸シャンプーは泡立ちが良く洗浄力が高いので、短時間でスッキリ洗い上げることができます。
頭皮や髪をよけいに摩擦せずに済むので、結果的に頭皮や髪へのダメージを抑えられるのです。

生分解性に優れているので頭皮に優しい

石鹸には「肌に優しい」というメリットもあります。

「洗浄力が強いから肌には負担になるんじゃないの?」と疑問に思うかも知れませんが、石鹸には

  • 生分解性が高い
  • 分子が大きいので肌の凹凸に入り込みにくい

という特徴があるのです。

生分解性が高いとは、水で流した途端に界面活性剤としての役割を失うということです。

たとえばアミノ酸系洗浄剤の場合、アミノ酸の分子が小さく肌に吸着しやすいという特性があります。

また、ベタイン系洗浄剤も肌に大変残りやすい特性があるため、すすぎに相当な時間をかける必要があります。

どちらも、洗い残しがあると炎症やかぶれの原因になりやすいということです。

その点、石鹸は生分解性が高く、また分子が大きいので肌の凹凸に入り込む心配も少ないです。つまり、万が一肌に残っても刺激となる可能性が少なく安全なのです。

石鹸が肌に優しい洗剤と呼ばれる理由はこれなんですね。

コーティング剤でごまかさないので髪の本質がわかりやすい

石鹸シャンプーの魅力として、「本当の髪の状態がわかりやすい」という点があります。

石鹸シャンプーはシンプルな造りで「洗うこと」に特化している物が多く、コーティング剤やオイル、補修成分などを含みません。
つまり、良くも悪くも「髪の素の状態」がわかるのです。

市販の高級アルコール系シャンプーの場合、ほとんどがコーティング剤を配合しているので洗い上がりが滑らかで「美髪になったような手触り」になります。

でも、これはあくまでコーティング剤でごまかしているだけ。実際には髪がスカスカのボロボロであっても、手触りの良さに誤魔化されて髪の状態に気づかないことも多いのです。

また、オイルや補修成分を毛髪に補うことは「ダメージの進行を防ぐ」という意味ではメリットがありますが、健康な髪を生むための根本的な解決策にはなりません。

あくまで、美髪を生み出すのは「頭皮」です。

健康な髪を生むためには、何よりも「清潔な頭皮環境を保つこと」が第一です。

石鹸はアルカリ性のため「髪には不向き」であることには間違いありませんが、「頭皮を清潔に洗う」という点では大変優れています。

そのため、結果的には美髪を生む有効な洗髪法であると言えるのです。

無添加処方の商品が多くて敏感肌にも安心

商品にもよりますが、石鹸シャンプーではシンプルな造りをウリにしている商品が多いので、最低必要な成分以外は添加していないものが多いです。

そのため、添加物に反応しやすい敏感肌の方でも安心して使えるのが特徴です。

「肌に優しい洗浄力弱めのシャンプーを使っているのに頭皮が荒れる」という人は、実は洗浄成分ではなく、それ以外の添加物に反応している場合があります。

実際に、シンプルな造りの石鹸シャンプーに変えたら頭皮トラブルが起こらなくなった、という人も多いのです。

比較的安価な商品が多い

シャンプーの中には1本数千円もする高価な物もありますが、石鹸シャンプーは比較的安価な設定になっていることが多いです。

その理由としては

  • 単純に石鹸の原価が安い
  • コーティング剤や補修成分などを含まないシンプルな造りの商品が多い

などが挙げられます。

もちろん、石鹸の元となる油脂の質にこだわった物であれば高価になることもありますが、それでも1本2,000円程度でしょう。

どんなに良いシャンプーでも継続して使わなければ意味がありませんので、安価で求められるというのは大きなメリットですね。

初心者でも使いやすい!石鹸シャンプーおすすめ9選

ではここで、頭皮を清潔に保ち美髪を生むためのオススメの石鹸シャンプーを9つご紹介いたします。

初心者でも使いやすいタイプをご紹介しますので、石鹸シャンプー未経験の方もぜひトライしてみてくださいね。

P.G.C.D. サボンモーヴ

P.G.C.D. サボンモーヴ
  • 商品名:P.G.C.D.サボンモーヴ
  • 内容量:45g、145g
  • 成分:ココイルイセチオン酸Na、スルホコハク酸ラウリル2Na、セテアリルアルコール、コーンスターチ、グリセリン、ステアリン酸、水添ヒマシ油、水、トリデセス硫酸Na、石ケン素地、アルガニアスピノサ核油、コカミドプロピルベタイン、コカミドMEA、ミネラルオイル、プロパンジオール、ナツメ種子エキス、PG、ブドウ種子油、パンテノール、イライト、ポリクオタニウム-7、ブドウ種子エキス、ヒバマタエキス、フィトエクジステロイド、塩化Na、エチドロン酸4Na、EDTA-4Na、香料、酸化チタン、グンジョウ、酸化鉄
  • 通常価格:45g 2,646円・145g 7,128円
  • 定期購入価格:145gのみ6,415円
特徴
リンスやコンディショナー不要の画期的な石鹸シャンプーです。石鹸も入っていますがメインの洗浄剤はアミノ酸系なのでキシキシなりすぎません。

しっかり頭皮を洗ってスカルプケアしながら、一方で髪のキューティクルは守りつつ洗ってくれます。リンスしなくても翌日の髪はサラサラになるので、その感触には驚きますよ!

石鹸シャンプー始めての人でも使いやすく、高貴な香りで一度使うと手放せなくなるラグジュアリーな石鹸シャンプーです。

パックスナチュロン 泡ポンプ式シャンプー

  • 商品名:パックスナチュロン 泡ポンプ式シャンプー
  • 内容量:500mL
  • 成分:水、カリ石けん素地、グリセリン、トコフェロール(天然ビタミンE)、香料、クエン酸
  • 通常価格:1,188円
特徴
石鹸の原料にひまわり油を使ったシャンプーです。
香料はローズマリー、ラベンダー、ユーカリ、オレンジなどの精油を原料にしたシトラスフローラルの香り。

保湿成分のグリセリンやPH調整剤のクエン酸が配合されているので、きしみ感は若干緩和されています。

香りが良いので無香料のシャンプーだと物足りないと感じる女性や、石鹸シャンプー初心者の女性にオススメです。

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エスケー石鹸 しっとりせっけんシャンプー

  • 商品名: エスケー石鹸 しっとりせっけんシャンプー
  • 内容量:500mL
  • 成分:水、カリ石ケン素地、クエン酸K、エタノール、グリセリン、香料(フローラル)
  • 通常価格:972円
特徴
保湿成分のグリセリンやPH調整剤のクエン酸Kを配合することで、すすぎ時のきしみ感を緩和している石鹸シャンプーです。

エタノールは安定剤として、また使用感を良くするためにフローラル系の香料が使われています。

石鹸のみのシャンプーよりはきしみが少ないので、石鹸シャンプー初心者でも使いやすくてオススメです。

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エスケー石鹸 うるおいせっけんシャンプー

  • 商品名: エスケー石鹸 うるおいせっけんシャンプー
  • 内容量:500mL
  • 成分:水、カリ石ケン素地、グリセリン、クエン酸K
  • 通常価格:1,080円
特徴
保湿成分のグリセリンやPH調整剤のクエン酸Kを配合することで、すすぎ時のきしみ感を緩和している石鹸シャンプーです。
石鹸オンリーのシャンプーだときしみすぎて使いにくいと感じる女性にオススメです。

香料やオイル等は不使用なので極シンプルです。同エスケー石鹸の「しっとりせっけんシャンプー」にはエタノール香料が入っていますので、それらの成分が苦手な方はこちらの方が安心して使えますね。

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シャボン玉 無添加せっけんシャンプー泡タイプ

  • 商品名:シャボン玉 無添加せっけんシャンプー泡タイプ
  • 内容量:520mL
  • 成分:水、カリ石けん素地
  • 通常価格:1,026円
特徴
石けんメーカーの代表とも言えるシャボン玉石鹸から発売されている石鹸シャンプーです。
同シャンプーの液状タイプもあるのですが、より使いやすいのがコチラの泡タイプ。
ワンプッシュでモコモコの泡が出てくるので、頭皮や髪を余計に摩擦せずに済みます。

成分は水とカリ石鹸素地のみなので、洗い上がりはサッパリ。
成分が極シンプルゆえにすすぎ時のきしみは強めですが、専用リンスを使えばサラサラの仕上がりになります。

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ミヨシ 無添加せっけんシャンプー

  • 商品名:ミヨシ 無添加せっけんシャンプー
  • 内容量:350mL
  • 成分:水、カリ石けん素地
  • 通常価格:600円
特徴
こちらも有名な石鹸メーカーの老舗「ミヨシ」の石鹸シャンプー。
成分は水とカリ石鹸素地のみという極シンプルな石鹸シャンプーで、頭皮を清潔に洗浄することだけに特化しています。

すすぎ時のきしみは強めですが、専用の「薄めて使うタイプのリンス」を使えばサラサラの仕上がりになりますよ。

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シャボン玉 無添加グレイスシャンプー

  • 商品名:シャボン玉 無添加グレイスシャンプー
  • 内容量:280mL
  • 成分:水、カリ石けん素地
  • 通常価格:1,980円
特徴
コチラはちょっとコアなシャンプーです。
ドラッグストアモリとシャボン玉石鹸が共同開発した石鹸シャンプーで、値段が少々お高い理由は、石鹸の原料である油脂の質にこだわっているから。

不飽和脂肪酸であるオレイン酸や天然保湿成分のスクワラン、ポリフェノールなどを多く含むオリーブオイルから作られています。
ちょっとリッチな石鹸シャンプーを使ってみたい女性にオススメです。

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スウィーツソーパー 石鹸シャンプーオリジナル

  • 商品名: スウィーツソーパー 石鹸シャンプーオリジナル
  • 内容量:310mL
  • 成分:水、カリ石ケン素地、グリセリン、スクワラン(植物由来)、グアーガム、ローズマリー油、ラベンダー油、オレンジ油、ダイズ油、ニンジン根エキス
  • 通常価格:1,296円
特徴
石鹸の原料には上質なオリーブ油とヤシ油を使用。
とろんとしたテクスチャで使いやすいのが特徴です。

ローズマリー油が頭皮のかゆみやフケを抑え、オレンジ油やラベンダー油などの爽やかな香りに包まれながら洗えます。
グリセリンやスクワラン配合できしみ感が緩和されており、洗いやすいのが特徴です。

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M-mark アミノ酸石鹸シャンプー

  • 商品名: M-mark アミノ酸石鹸シャンプー
  • 内容量:600mL
  • 成分:カリ石ケン素地、水、グリセリン、エタノール、石ケン素地、ヤシ脂肪酸アルギニン、トコフェロール、グルコン酸Na、イミノジコハク酸4Na、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
  • 通常価格:1,134円
特徴
補助としてアミノ酸洗浄成分を加えたシャンプーです。
メインの洗浄成分は石鹸になりますが、石鹸のみのシャンプーよりは使用感がマイルドになります。

他にも石鹸シャンプー特有のきしみ感を和らげる処方がなされているので、「石鹸だけのシャンプーはキツすぎる」と感じる女性でも使いやすくてオススメです。

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石鹸シャンプーの正しい使い方!きしみやベトベトを防ぐ5つのコツ

石鹸シャンプーは「頭皮を清潔に保ち、美髪を育てる」ための洗髪法です。

しかし、上述したようにデメリットも多いため、使い方には少々コツがいります。

ここでは、石鹸シャンプーの良さを最大限に活かすための、正しい使い方のポイントをご紹介いたします。

石鹸シャンプーの正しい使い方5ステップ!

1.ブラッシング&予洗いをしっかり行う

石鹸シャンプーは洗浄力が高いので長く洗うことは髪や頭皮に負担をかけます。
そのため、シャンプーを付ける前のブラッシング&予洗いをしっかり行いましょう。

まずブラッシングで髪のほつれや表面のホコリを取ります。また、その後の予洗いだけで汚れの60%は落ちると言われています。
ブラッシングと予洗いをしっかりやるだけで、シャンプーの時間はごく短時間で済みます。

2.石鹸シャンプーは充分泡立ててから使う

石鹸シャンプーの「洗浄力が強い(人によっては強すぎる)」というデメリットを補うため、事前によく泡立ててから使うようにしましょう。

石鹸シャンプーは泡立ちが良いので、髪の上に乗せてクシュクシュすればすぐに泡立ちます。しかし、頭皮が弱い方や髪のダメージが大きい方の場合、負担となってしまうことがあります。

固形や液状のものであれば、泡立てネットを使って充分に泡立ててから頭皮に乗せる方が安心です。
また、泡ポンプタイプなら泡立てる必要がなく使いやすいですよ。

3.洗いは指の腹でスピーディーに

石鹸シャンプーは泡立ちが良いので、割とすぐに頭皮全体に行き渡らせることができます。
泡が触れた時点で充分に洗浄できていると考えて、無駄な摩擦は避けるようにしましょう。
洗う時のポイントとしては、

  • 指の腹を使って頭皮を軽くマッサージする(爪を立てない!)
  • 頭皮のみを洗う(髪をできるだけこすらない!)
  • 長く時間をかけて洗いすぎない(20~30秒でOK!)

などです。

洗いすぎや摩擦のしすぎは、頭皮の乾燥や髪のダメージに繋がるので注意しましょう。

4.すすぎはしっかり!ただし髪の摩擦に気をつけて

石鹸シャンプーのすすぎはしっかりかつ丁寧に行いましょう。

デメリットでご紹介した通り、石鹸の脂肪酸は水道水のミネラル分と反応して石鹸カスを造ります。
すすぎを充分に行わないと、髪や頭皮に石鹸カスが残ってしまうことがあります。

また、石鹸のアルカリによって髪はキューティクルが開いた状態になっています。
すすぎの際に無理に摩擦すると髪を傷めてしまいますので、髪をこすらないようにして丁寧にすすぐことが大切です。

髪がきしんで指通りが悪くなるので頭皮がすすぎにくくなりますが、その際は手のひらに水を溜めてポフポフと何度も頭皮に当てるようにします。

美容室でシャンプーしてもらう時、美容師さんがポフポフしてくれますよね、あの洗い方で髪をこすらないように気をつけながら、充分にすすぎましょう。

5.「酸性リンス」は必須!

石鹸シャンプーで洗った後は、「酸性リンス」が必須です。

石鹸によってアルカリに傾いた髪を中和するために、酸性の成分を補ってあげる必要があるからです。
これにより、開いたキューティクルもきちんと元に戻ります。

「石鹸シャンプー」として売られている商品には、必ず専用の酸性リンスがありますので、そちらを使いましょう。
また、クエン酸やお酢を使って自作のリンスをしてもOKです。

酸性リンスはサラサラしているので、一般的なリンスのように手に取って塗布しても流れ落ちて使いにくい場合があります。
特に髪が長い場合は全体に行き渡らせるのが大変です。

そのため、オススメなのは洗面器に水を入れて、その中に酸性リンスを溶かす方法です。

  1. 洗面器に水(お湯)を入れて酸性リンスを2~3プッシュ混ぜる
  2. 髪を浸してゆっくり全体に行き渡らせる
  3. 手触りできしみがなくなればOK

これでもきしみが残るようであればまだ完全に中和されていない証拠なので、酸性リンスを足しましょう。
しっかり中和すれば髪はサラサラになります。

以上で石鹸シャンプーは完了です!
頭皮はさっぱり、髪はサラサラのすっきりした洗い上がりになりますよ。

石鹸シャンプーによくあるトラブルの原因と対処法

ネットなどでは、石鹸シャンプーを使ったトラブルや不満の声も多くあります。
それぞれのトラブルに対し、考えられる原因と対策をご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

「髪や頭皮がベタベタになった」

「石鹸シャンプーに変えてみたら、髪や頭皮がベタベタになった」という声があります。

これには、以下の3つの原因が考えられます。

原因1
今まで使っていたリンスやコンディショナーの影響
一般的なリンスやコンディショナーには陽イオン系界面活性剤が使われています。イオンの働きを利用して髪の表面をコーティングし手触りを良くしているのですが、石鹸シャンプーを使うことによりこれが剥がれてくるのです。そのため、石鹸シャンプーに変えてしばらくの間は髪がベタベタすることがあります。

対策
髪を覆っていた陽イオン系界面活性剤は、石鹸シャンプーを使っているうちにそのうち落ちます。数日我慢すればベタベタ感はおさまってくるはずです。

原因2
洗いすぎにより、頭皮が皮脂を過剰分泌している
石鹸シャンプーはただでさえ洗浄力が高いので、ゴシゴシ洗いすぎると頭皮に必要な皮脂まで奪い取ってしまう可能性があります。
必要な皮脂を奪われた頭皮は、それを補おうとして過剰な皮脂分泌をしてしまい、結果的にベタベタになってしまうのです。

対策
泡が触れれば充分と考え、ゴシゴシ気合を入れて洗わないようにしましょう。
指の腹で優しく洗って充分にすすぐ、を毎回繰り返せば、次第に頭皮の皮脂分泌は落ち着いてきます。

原因3
石鹸カスが酸性リンスによって脂肪酸になっている
シャンプー後のすすぎが不十分で髪や頭皮に石鹸カスが残っている場合、その後に付ける酸性リンスに反応して石鹸カスが脂肪酸に変化してしまいます。
これが乾いた後も髪や頭皮にへばりついて、ベタベタの原因になることがあります。

対策
石鹸シャンプー後のすすぎを充分に行う、これに尽きます。

「頭皮が乾燥してかゆい、フケが出る」

「石鹸シャンプーに変えた途端に、頭がかゆくなってフケが出た」という声もあります。

これには、以下の2つの原因が考えられます。

原因1
頭皮の洗いすぎ
頭皮の洗いすぎは、頭皮の乾燥に繋がります。
乾燥肌で皮脂の少ないタイプの場合、洗いすぎによって奪われた皮脂を補えずにそのままゴワゴワに乾燥してしまう、ということです。乾燥により、頭皮の炎症やフケの発生に繋がります。

対策
乾燥肌を自覚している場合は、とにかく優しく洗浄することを心がけましょう。あまり時間をかけず、ソフトに手早く済ませることが大切です。

原因2
すすぎ不足
石鹸シャンプーをすすぐ際、どうしても髪がきしんで指通りが悪くなるので頭皮がすすぎにくくなります。すすぎが不十分なまま終えてしまうと、洗い残しが生じて頭皮環境が悪化してしまうことがあります。また、頭皮に残った石鹸カスをフケだと認識している場合もあるようで、その原因もすすぎ不足にあります。

対策
とにかくすすぎをしっかりと行うことが肝心です。
石鹸は生分解性が高いので肌に残っても刺激になりにくいですが、かと言って頭皮にたくさん洗い残したままで良いワケがありません。すすぎを充分に行うことで、多くの頭皮トラブルは防ぐことができます。

「髪がゴワゴワになった」

「石鹸シャンプーに変えたら、髪質がゴワゴワになってしまった」という声があります。
これには、以下のような理由が考えられます。

原因
酸性リンスの中和不足
石鹸シャンプーは髪をアルカリ性に傾けてしまうので、洗髪後は酸性リンスでしっかり中和してあげる必要があります。
この中和が不十分だと、乾燥した後の髪がゴワゴワになってしまいます。

対策
「石鹸シャンプーの正しい洗い方」でご紹介したとおり、酸性リンスをしっかり馴染ませて指通りがサラサラになるまで完全に中和しましょう。

まとめ

石鹸シャンプーは「髪を洗うには使いにくい」ですが、「健康な頭皮を育む」には大変適したシャンプーだと言えます。

特に合成洗剤系や添加物だらけのシャンプーで肌荒れしていた女性は、できるだけ無添加の石鹸シャンプーに変えてみるのがオススメです。

慣れるまでは使いにくいですが、使い続けるうちに健康な頭皮とハリ・コシのある美髪が得られますよ!