ママ友との上手な付き合い方がわからない。正直言って面倒だけどママ友付き合いをしないと子どもがかわいそう?……と、悩んでいませんか?
公園デビューや幼稚園・保育園に入園すると同時に、ママ友付き合いに悩む母親も少なくないでしょう。
実際、理由もなく仲間外れにされた・何かというとマウントしてくる・ランチのお付き合いが負担……などなど、ママ友に関するトラブルは後を絶ちません。中には、これはドラマのレベル!と思えるような話まで。
ですが、ママ友と上手に付き合うことができれば、情報交換ができたり子ども同士の交流が増えたりと、メリットがあるのも事実。
この記事では、当サイト【ウーマンズマップ】編集部のベテランママライターたちの体験談をふまえ、負担にならずトラブルにもならない、上手なママ友との付き合い方を紹介します。
「ママ友は友達ではない」が大前提

そもそも、ママ友って何なの?ママ友がいないと母親失格?なんて思っている女性も多いのではないでしょうか。
まず、ママ友とは何かを簡単にまとめました。
既にママ友付き合いに疲れている人は必見!
これを読めば、気持ちが軽くなること請け合いです。
ママ友は「子どもの友達のママ」
まず、ママ友付き合いにおいての鉄則をお伝えします。
ママ友は、あなたの友達ではありません。
「あなたの子どもの友達のママ」です。
無理に仲良くなる必要はないし、大人としてのマナーさえ守っていれば、変に気遣いをすることも相手に合わせることもありません。同級生の保護者同士として、お互い不快にならない程度の関係を保てば良いのです。

ママ友は「同じ年代の子どもを育てる同志」
子どもを介して知り合ったママとは、同じ年代の子を育てているという共通点があるので、些細な困りごとや悩みごとも似たようなケースが多いです。


母達はそれぞれ戦っているので、魅力的な人が多い。

そういう意味でも、母親同士⇒同じ境遇で戦う同志なのです。
ママ友のメリット

突然ですが、【ウーマンズマップ】ライターのこんな意見。

う~ん、確かにママ友ってそんなイメージがあるかもしれません。
これは誤解も少なからずあるのでは!?ということで、ママ友のメリットを3つにわけて紹介します。
ママ友付き合いって、そんなに悪いものでもないんですよ。
小さなことから大きなことまで、ママ友の情報網はかなり役に立ちます。







子どもが小さいうちは外の世界とつながりを持つことが何かと難しく、母親はストレスがたまりがちです。おしゃべりの相手すらいないと、気分もウツウツしてきてしまいますよね。
ママ友は、そんな時の「遊び相手」「おしゃべり相手」です。



でもわかります。「そうそう、わかる、うちも!」というノリが生まれやすいのがママ友とのおしゃべりですね。


閉塞感のある育児のいい息抜きにもなりますね。

自分の境遇を誰かのせいにしたくなり、それが我が子に向かってしまうことも……。
他愛ないおしゃべりや愚痴大会が、母親の心を軽くすることだってあるのです。

そのときに、ママ友にだいぶ助けられました。
出産後から定期的に「しんどいことあったら声かけてね」とLINEをしてくれて、私の様子がおかしかったら家にまで遊びに来てくれて話を聞いてくれました。

これは、ママ友を超えて本当に友達になった例ではないでしょうか。
実際に、子ども同士の共通項がなくなっても付き合いが続いている関係はあるようです。



ママ友のデメリット

続いて、これは避けたい!というママ友のデメリットを紹介します。
ちょっと「ありえない」話も暴露しちゃいますよ。
※あくまでも、こんなこともありました~という話です。
冒頭でお話したとおり、ママ友は友達ではなく、子どもの友達の母親にすぎません。
ちょっと仲良くなったからといって相手に深入りすると、後から厄介なことになります。



配偶者の浮気についての相談(しかも延々と!)は、例え仲が良い友達にだってあまりされたくありませんね。
ママ友=子ども同士の付き合いが続く限りは顔を合わせる存在です。
一旦付き合いが始まったら、子どもが卒園・卒業するまでママ友の関係は続きます。
トラブルが起きて険悪な雰囲気になってしまっても、表面上はママ友関係をキープしなければなりません。





心してかかることが大事です!
いるんです、これが。


非常識な申し出は、きっぱりと断らなくてはいけませんね。


もはや何が目的なのかもわかりません(笑)


こういう、ちょっと(とても?)困ったタイプの女性は少なからずいるようです。
こればかりは自己防衛も何もできそうにないので、物理的な距離を置くというのが得策かもしれません。
ママ友との上手な付き合い方5か条

では、ママ友のメリット・デメリットをふまえて、ママ友との付き合い方を見ていきましょう。
【ウーマンズマップ】ライター達の、絶対に役立つ「ママ友myルール」もあわせて紹介します。
とりあえず挨拶!が鉄則
気が合う人にも合わない人にも、等しく挨拶を欠かさずしましょう。
明るい挨拶に悪印象を持つ人はいません。中には愛想のない保護者もいるかもしれませんが、返答があってもなくても挨拶をしておくことをおすすめします。
ママ友が欲しければ早めに行動を起こす
すでに出来上がっているグループに入っていくのは、精神的負担になります。
まずは、自分の子どもが仲良くしている子のママに、「うちの子が仲良くさせてもらっているみたいで……」と話しかけてみましょう。
ついでに、「良かったら連絡先交換しませんか?」と言えると◎。
こう言われて、イヤな感じで断る大人はそういませんし、もし断られてしまったら、そうですか~残念ですね~と笑顔で返しておけば良いのです。
適度な距離を保つ
【ウーマンズマップ】ライターのmyルールで、一番多かったのがこれです。




親しくなってランチに行くことはあっても、あくまでも仕事相手という感覚ですね。
その場にいない人の話をしない
悪口はもちろん、褒め言葉もほどほどにしましょう。
ママ友の中には、「他人に対する褒め言葉をどうして私が聞かされなきゃなんないの?ウザイ!」と感じてしまう、心の小さな人もいるかもしれません。




そんな人には要注意!
ただ相槌を打っていただけでも、陰口に参加したとみなされても仕方がありません。
陰口が始まったら、できるだけ自然にその場を離れることをおすすめします。
ママ付き合いを生活の中心にしない
気の合う人と良い関係になれると、大人も子どもも楽しい生活を送れることでしょう。
ですが、特定の人やグループに依存してしまうと、環境が離れた時・思いがけなく不仲になってしまった時など、いきなり疎外感を味わってしまうことにもなりかねません。
子どもまで、何かにつけて「〇〇ちゃんと一緒なら……」となってしまうと大変です。




子どもが小さくても、現代では自宅から離れずにいろいろなことができますよ。
- 自宅で見放題!ストリーミングの映画やドラマを楽しむ
- 通信講座で興味のあることを学ぶ
- 簡単な在宅ワークでお小遣い稼ぎ
自分自身の生活が充実していると、些細なトラブルも気にならなくなります。
子どもやママ友が世界の中心ではありません。自分だけの時間を大切にしてくださいね。
ママ友をつくらないという選択肢

さて、ママ友についてさまざまな意見や体験談を紹介してきましたが、中には「ママ友なんていらないけど、付き合いって絶対必要なの?」と感じている人もいるでしょう。
実はこの記事の筆者(アラフォー・3児の母)は、ママ友がいません!
ママ友がいなくても、まったく困らない。ぼっちママ万歳!という選択肢もあるんですよ。
ママ友不要論
まず、ママ友がいなくて困ったという経験がありません。
子どもは園でしっかり遊んでくるので、放課後はオフタイムです。
どうしても園の友達と遊びたければ、延長保育を利用します。
さらに、自治体などでやっている格安の子ども向け習い事に手を出すと、世界が広がります。
ママ友付き合いがないと子どもが不自由な思いをするのでは……?という心配もあるでしょうが、逆に、ママ友付き合いのせいで子どもの世界が狭くなっているかもしれません。
子どもが依存心を持たなくなる
そういう母親の姿を見ているからか、我が家の3人は友達依存せずにマイペースで過ごすことができています。
第1子はLINE世代SNS世代ど真ん中ですが、クラスのLINEグループには誘われても1人だけ入らず、だからといって孤立しているというわけではありません。流行ってるからTikTokデビューしなきゃ!なんてことも、もちろんありません。
第2子も第3子も、それぞれブレずにたくましく、学校&園生活を楽しんでいます。
外されるのが怖いという気持ちを持たないということは、大人にとっても子どもにとっても、とても大切なことです。
連絡を取り合える人が1人いると助かる!
これは、ママ友付き合いをしない筆者が一番感じていること。
園や小学校への持ち物など、ちょっと確認したい些細なことを気軽に聞ける相手が欲しいと感じます。
風邪などで学校を休み、さらに翌週に持ち越してしまうと時間割すらわかりません。
ほんのちょっとしたことで園や学校に電話をするのは気が引けますからね……。


園や学校の行事などで、子どもが仲良くしている相手のお母さんに会う機会があれば、気さくに話しかけて連絡先をもらうことをおすすめします。
まとめ
ママ友には、良い面もあれば悪い面もあります。
メリット重視でママ友が欲しい人は、譲れないルールと子ども優先で上手にママ友関係を築いていきましょう。
- 明るい挨拶を欠かさない
- 早めに、積極的に行動を起こす
- 適度な距離を保つ
- 陰口は絶対NG
- 自分自身の時間を大事にする
デメリットやトラブルが嫌でママ友が欲しくない、でもいないと困る?と感じている人は、無理にママ友をつくる必要はありません。
ママ友がいなくて困ることは、それほど多くありませんからね。

けれど、それが仇になって、自分を疲れさせ、毎日イライラしてしまって、子どもにも悪影響でした。
無理に育児サロンに行ったり、合わないママ友との付き合いをするのを止めると、余裕ができて、自分も育児も少し楽になりました。
価値観が合わず、話にも共感できない人とは無理に付き合う必要はないかなと思います。

ママ友がいないことで、子供が不利益になることはまずありません!
もう、ママ友関係に悩む日々は終わりにしましょう。
ママ友をつくってもつくらなくても、あなたとあなたの子どもが楽しい毎日を過ごせれば、それが一番なのですから。